ミスやコストの無駄を無くすために
人材への投資
をやめていませんか！？
人が成長するために必要なことは……
チャレンジして、失敗をして
痛い思いをして、身にしみて
改善していくというプロセス！
失敗は『コスト』ではなく『投資』です(^o^)/♪
＜目次＞
1.日本企業の大きな失敗とは！？
2.人への投資で最も大切なことは……
本題に入る前に、お知らせです（≧∇≦）♪
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▼日本企業の大きな失敗とは！？
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今日は、
サントリー
ホールディングス株式会社
代表取締役社長 新浪剛史
（にいなみ たけし）氏
のコメントをお伝えいたします(^o^)/
新浪社長はすごい経歴の持ち主で……
スタンフォード大学に20歳で留学し
慶應義塾大学を卒業。
三菱商事株式会社に入社して
海外チームで働いて、
32歳でハーバード大学経営大学院を修了。
その後、三菱商事系の
株式会社ソデックスコーポレーションの
代表取締役に就任し、
同会社を東証ジャスダックに4年で上場！
43歳の時にローソンの代表取締役社長兼CEO
になって経営を立て直し、
55歳でサントリーホールディングスの
顧問に就任。その2ヶ月後、
代表取締役社長に就任し、今に至ります。
一般的にいう『華々しい経歴』の人は
血を吐くような努力をした人が多いので
新浪社長もそのような人なんだろうなと、
僕は思っております。
その新浪社長が
「なぜ日本企業は
成長できなくなってしまったのか」
という質問に答えていた視点は、
大企業だけの話ではなく
全員が知っておいたほうがいいなと
思える、大事な内容でした！
いわゆる学者さんが言うような内容とは違い
現場の第一線で命を
張っている人の言葉
だったので、ご紹介します。
「なぜ日本企業は
成長できなくなって
しまったのか」
この問いに対し、
新浪社長はこのように答えています。
「大きな転換点は、
バブル崩壊後の処理の
対処を間違ってしまった
ことにあります。
大企業は正社員の雇用を維持することに
こだわりました。
そうして非正規雇用が増え、
人を育てることよりも
コストカットすることを重視しました」
この『コストカット』というのは、
1つの例として、
大企業は正社員をクビにできないので
非正規社員を採用することによって
コストカットを図ったのです。
全ての会社ではありませんが、
多くの会社がそのコストカットをしました。
これは言い換えると、
人材への投資を縮小、
もしくは、
やめたということです。
このことによって、
新しいイノベーションに対して
取り組む力を失った……
これが日本企業の大きな失敗だったと、
新浪社長は言い切っておられます。
苦しい時とか変革が多い時とか
予測不能な時代になってくると
人材への投資を
しておかないと
変革が起きない、
変革に柔軟に対応できない。
だから今、
日本の企業は苦しくなっているのだ、
という独自の視点で語られています。
つまり、
日本が減らしてきた
人への投資を
再び増やす時が今なんです！
本来はだいぶ前にするべきでしたが、
今からでもしていかなければ
どうにもなりません。
バブル崩壊後にしてこなかった
『人的資本への投資』
をしなければ、
これからのグローバル競争も
勝ち目がないということです。
例えば、大手IT企業
『GAFAM／ガーファム』
（Google、Amazon、Facebook、
Apple、Microsoft）や、
中国のIT企業
『BATH／バース』
（バイドゥ、アリババ、テンセント、
ファーウェイ）、
それから車の業界だと
『テスラモーターズ』などは、
人への投資をものすごくされています。
1つの面として、
給与が高い！
なぜかと言うと、
給料が高いところに
優秀な人材が
集まるからです！
それは企業側から見ると、
人的資本への投資
でもあります。
もちろん、入社をしてくれた
優秀な社員さんの環境を整えることや、
その人達がキャリアアップを
するための部署にも
むちゃくちゃ投資をしているのです。
そのような会社に勝てますか！？
人件費を削ることばかりを考えている
企業には、勝ち目はありません。
だって『人』しか、
新しいイノベーションは
生めないわけですから。
例えば、モノをたくさん作れば売れていた
高度成長の時代であれば、
人の投資をある程度抑えても、
短期的には利益が出たかもしれません。
しかし、今現在、モノは余っています。
みんなと同じような仕事を
しているようであれば、
消費者の方から
選ばれることはありません。
だからこそ、
今こそ人的資本への投資を
しなければいけないということを、
新浪社長はハッキリと
おっしゃっているのです。
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▼人への投資で最も大切なことは……
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最近の企業の投資といえば、
「DX（デジタルトランス
フォーメーション）だ！」
「AIだ！」
など、どうしてもそちらの方向が
叫ばれている傾向にあります。
しかし、新浪社長曰く、
人への投資で最も大切なことは……
「若いうちに失敗しない人の方が、
後で後悔する。
だから失敗をすることこそが重要であり、
失敗できる組織を作っていくことが
重要でしょう」
失敗をしても
失敗を繰り返させることが
できる企業文化である
ということです！
新浪社長の言葉に、僕は拍手をしながら
「そのとおり！」と思いました（≧∇≦）♪
もちろん、
研修やオンライン講座のような
基礎知識は必要です。
それがないと
新しいチャレンジはできません。
しかし、
人が一番成長するのは
理論ではなく、実際の現場なのです！
現場で成長するために必要なことは……
チャレンジして
失敗をして
痛い思いをして
身にしみて改善していく
というプロセス！
ところが、
人件費を抑えようという考え方に
なっていくと、失敗を減らそうとします。
なぜかと言うと、
失敗とは一時的に
『コスト』になるためです。
例えば、
今まで熟練のメンバーがしていた仕事を
新しいメンバーに任せると、
間違いなく失敗の確率は上がります。
今まで何年も担当している人に任せた方が
お金と時間というコストの無駄を
短期的には減らすことができますが、
熟練のメンバーにだけその仕事を
してもらっていたら、
新しい人はどうやって
成長していくのでしょうか。
極論の方が分かりやすいので極論で言うと、
例えば30歳で会社に入社して
60歳まで30年間、同じ仕事をしていれば
むちゃくちゃ熟練度は高まります。
では、20年後、
その仕事は誰にしてもらうのでしょうか。
間違いなく新しい人にしてもらわなければ
いけなくなる日が来ます！
もう目前です！
それなのに、
そこに『コスト』という意識が入り、
削減してしまったり無駄をなくそうとして
しまったりすると、
未熟でミスをしてしまう新しい人への
投資をカットしてしまう……
そしてそれは、
ゆくゆくは5年後なのか10年後なのか、
間違いなく会社全体、
チーム全体が
行き詰まってしまう
ということを、新浪社長は厳しく指摘を
してくれているのです。
僕も小さいながら
株式会社東京カモガシラランドという
会社の経営をしておりますので、
このことは「自分ごとだな！」と思いました。
やっぱりどうしても、
経営者はミスが少ない方が嬉しい。
コストの無駄がない方が嬉しいのです。
ハッキリ言います、嬉しいです。
しかし、
人への投資をやめてしまったら
未来は崩壊に向けて
一歩一歩近づいているということに、
ちゃんと想像を働かせて……
新しい人材に
「失敗してもいいから
どんどんやっていこう！」と！
失敗しても
「ナイストライ！」と言って
「なぜ失敗したか一緒に考えよう！」と！
「次はどうする！」と！
そのように短期的なコストの無駄も
受け入れながら、
未来に対しての投資
をしていこうと、
改めて刺激をいただきました！
頑張ります（≧∇≦）♪
それでは今日という最高の1日に……
せーのっ！
いいねー♪(^o^)/
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最後まで読んでいただき、
ありがとうございましたっ！
