我慢と辛抱の違い。そして我慢には２種類の我慢がある！

我慢と辛抱しかしていません。

我慢をする時に重要なこと！

それは

『分析』と『自己選択』！

＜目次＞

1.『我慢』と『辛抱』って同じなの？

2.『◯◯的我慢』と『△△的我慢』

3.ただ『我慢』ができないのではない！

4.客観的に分析し、自己選択をする！

本題に入る前に、お知らせです（≧∇≦）♪

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▼『我慢』と『辛抱』って同じなの？

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『まん延防止等重点措置』を
再び延長するかどうかが
議論されているニュースを見て、
落ち込む鴨頭嘉人でございます。

感染収束のスピードが
思ったよりも遅いから……

感染者がいるから……

だから、

飲食店“だけ”が

20時で閉店。

お酒の提供はダメ。

今まで何回も『まん延防止等重点措置』
という納得のいかないものが繰り返され、
その度に収束して
「まん延防止等重点措置の成果だ！」
とニュースで流れていました。

しかし、今回はまん延防止等重点措置を
実施しても、新型コロナウイルスは
収束していません。

だから「延長する！」となるのは、
論理的に破綻していませんか！？

僕の心の中では……

「あ～！もう我慢の限界！
　こんなにも
　辛抱しなきゃいけないのか！？
　我慢と辛抱しかしてないじゃん！」

そう思った鴨頭、ちょっと待てと。

『我慢』と『辛抱』って

同じなんでしょうか。

違いが気になり調べていると、
ある記事が目に留まりました。

タレントの磯野貴理子

（いその きりこ）さん

が出演されている
『はやく起きた朝は…』という番組で
紹介された記事でした。

コロナ禍で
みんながストレスを抱えている今、
磯野さんには
忘れられない言葉があるそうです。

それは、

俳優の石倉三郎

（いしくら さぶろう）さん

が出版した本にある

「『辛抱』と『我慢』は

　違うんだ」

という言葉。

▼粋に生きるヒント　石倉三郎／著
（※こちら→）https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refBook=978-4-8454-0978-5

番組内で磯野さんはこう話していたそうです。

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辛抱なのよ今。辛抱の時なのよ。

我慢って、人間って我が強いから
我慢がすごいしにくいんだって。
我慢しろっていわれると、
我が出ちゃうからすごくつらい。

でも、辛抱はできるんだって、人って。

辛抱って漢字で書くと
『辛さを抱く』って書くの。

だから辛抱しろって、
つらさを抱きしめればいいのよ。
ぎゅって。
なんかできる感じがしない？辛抱って。

私それ読んだ時に、なるほどって思ったの。

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分かる！分かるんですが……

僕は『我慢』も『辛抱』も嫌です（≧∇≦）

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▼『◯◯的我慢』と『△△的我慢』

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『我慢』には

『外圧的我慢』と

『内発的我慢』

の2つがある

と思っています。

これが僕の主張です(^o^)/

『外圧的我慢』とは、

理不尽な社会のルールを

受け入れなければ

いけない時にする我慢のこと。

仮に
「今回の新型コロナウイルスの変異株は
　夜に感染が拡大する傾向がある
　ウイルスだ！」

と言われたら、

「なるほど！夜はやめときましょう！」
となるとは思います。

しかし現時点では
「飲食店は営業時間を20時まで。
　お酒の提供は禁止」という要請に、
合理的な理由はありません。

「マスクを外すから
 感染のリスクが高くなる」

これには一定の論理的なものがありますが
なぜお昼はよいのでしょう。
ランチは禁止にしていませんよね。

ランチ時の感染は受け入れるが
20時以降の感染は受け入れないとは、
どういうことなんでしょう。

お酒の提供に関しても、
ウーロン茶を飲んでいても飛沫は飛びます。

全く論理的ではありません。

それなのに「受け入れなさい」と
言われることは外圧的で、

受け入れる側の

心の中には

納得性がないのです。

これを

『外圧的我慢』だと、

僕は分類しております！

つまり！日本人が得意な『我慢』です！

非論理的なことでも……

「みんながしているんだから！」

「みんな我慢しているんだから！」

「だからあなたも我慢しなさい！」

完全に外圧的です。

もう1つの我慢は

『内発的我慢』と、

僕は呼んでいます。

これは、志のある人たちが持つ
『我慢』のことです。

例えば、

スケートのオリンピック選手であれば……

「スケートで世界中の人に勇気を届ける！」

「オリンピックで金メダルを取る！」

このような夢や目標を持ちますよね。

当然、身体管理が必要なので、
食べたいものがあっても好き勝手に
食べるわけにはいきません。

友達とカラオケに行きたくなっても、
その時間に練習をするのです。

たくさんの我慢が必要。

でもそれは、

夢や目標を

優先するために、

自分で自分に

課した我慢なので

『内発的我慢』

になるのです。

夢や目標を持った人は、
『内発的我慢』という力を
必ず持っています。

逆に、この『内発的我慢』を
しなくて済む方法が1つだけあります。

これはめちゃくちゃ簡単！

答えは、諦めること。

夢や希望を持つから、
現実とのギャップが生まれて
改善しなくてはいけなくなるので、

その時に

内発的我慢の必要性

が上がるのです。

夢や目標や希望を持たなければ
全てが解消します。

SNSやコメント欄などで誹謗中傷を
している人は……

諦めた“あの日”の自分を
正当化するために、
夢に向かって行動している人を叩くのです。

諦めてしまった

“あの日”の自分への

折り合いなんです。

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▼ただ『我慢』ができないのではない！

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偉大なアスリートやアーティスト、
起業家などは、目標や夢に向かって
努力をして『内発的我慢力』を
鍛えているのに、
学校や社会では上手くいかない人がいます。

僕はその理由を

『我慢ができない』

のではなく、

『我慢の種類』が違う

のだと思っています。

夢を実現するための
『内発的我慢力』はあっても、
理不尽なものに従う
『外圧的我慢力』がないのです。

もちろん、夢や目標に向かっていく
『内発的我慢力』を持っている人にも、
リスクはあります。

それは、夢が破れた時。

夢を達成するために、
今までいろんなことを我慢して
耐えてきたのに、
その夢自体が無くなってしまうと、
燃え尽き症候群になることがあります。

例えば、
オリンピックで金メダルを取った人でも
この燃え尽き症候群になるのは、
『内発的我慢』が不要になった瞬間です。

だから、夢を獲得した時にも、
夢が破れた時にも、
燃え尽き症候群が発症してしまう
リスクがあるのです。

ただ、僕個人的には『内発的我慢』の力は
鍛えて鍛えて鍛えて、どこまでもその力を
持てるようになりたいと思っていますが、

『外圧的我慢』の力には……

「どう対処したらいいのだろう」
が目下の悩みです。

今の日本では『内発的我慢』と
『外圧的我慢』が混同しています。

何に対してでもとにかく

「我慢をしなさい！」

と言ってしまうのです。

『外圧的我慢』の機会があまりにも多く、
それに適応する力だけが高まっています。

逆に夢に向かって『内発的我慢』を
している人を排除する傾向にあることが
あまりよくないのではないかと
僕は思っています。

また『外圧的我慢』ばかりをしていると
無力感に陥って「どうせ無理だ」
という無力感に苛まれます。

これはあまりヘルシーではありません。

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▼客観的に分析し、自己選択をする！

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最後に重要なことは！

どのように我慢の対処をしていくか
僕なりの答えを言います！

まず、

我慢をする時は、自分は

『外圧的我慢』『内発的我慢』

どちらの我慢をするのかを

客観的に分析し、

『外圧的我慢』に対しては、

どれくらい我慢をするのかという

許容値を自分で線引きすること。

つまり、自己選択です！

「自分の人生は、

　自分で選択して

　決めているんだ！」

という実感値。

これは非常に重要です。

『内発的我慢』で行動する人に
伝えたいことは……

「達成しなければおしまいだ」

という捉え方ではなく、

「達成してもしなくても

　なんとかなる♪」

という、楽観的な自分に優しい考え方を
持ち、燃え尽き症候群にはならないでね♪

僕は基本的に『内発的我慢力』を高めて
『外圧的我慢力』はあまり鍛えなくても
いいんじゃないかなと思っております。

しかし、

今回のまん延防止等重点措置の

延長に関しては

『外圧的我慢力』に慣れた人に

叩かれないように我慢して、

自分の中で折り合い

をつけるかもしれません（≧∇≦）

本当に線引きは大事！

自己選択ですよ！

「自分で決めたのだ！」

という感覚でいきましょう(^o^)/

それでは今日という最高の1日に……

せーのっ！

いいねー(^o^)/