まるで別人!?部下のやる気を向上するための働き方の意識とマインドセットを伝授!|鴨頭嘉人直伝[7]

部下のやる気を向上させる方法

本記事は動画の【12:05】辺りから▶「できるリーダーの㊙仕事術」部下のやる気に火をつける

経済的に豊かになっている日本で新入社員は「ライフワークバランス」をするようになっている

 

だってそれについて行けば毎年毎年、年次昇給でお金が、給料が上がったからです。

 

しかも僕らはお金の世代の人間なので、金さえくれればいくらでも働けるっていうメンタリティ、価値観のど真ん中ですから。

 

でも今の20代の子たちとか10代の子たちとかお金、あんまりいらないんで。

 

「お金のためだったら休みなしで働きます」っていう新入社員います?

 

いないでしょ?

 

新入社員が気にしてるのは給与じゃないです。

 

ライフです。

 

この会社に入ったらどんなライフ、生活ができるのか、が一番興味があります。

 

そういう時代なんです。

 

要はレベルが上がったから社会の。

 

そりゃそうですよね?

 

僕もその時代に生きてないので想像ですけど、戦後間もない頃。

 

例えば70年前の日本って焼け野原だったわけでしょ?

 

あの時は子供が飢え死にしてた。

 

想像できないですよね?

 

僕もできないです。

 

理屈だけで考えてくれても良い。

 

自分の子供が飢え死にすると思ったら「休み欲しいです」って言うか?

 

言わないでしょ?

 

「待遇が…」とか言いますか?

 

言わないです。

 

もう何ならお客さん騙してでも売ります。

 

そうでしょ?

 

そういう時代は物の時代だったということです。

 

僕らがマクドナルド入った30年とか前は、お金です。

 

飢え死にする子はいなかったけど、とにかくまだ貧しくて日本は敗戦の、戦争に負けたプライドを高度成長、経済によって取り戻そうって時代だったので。

 

だから「とにかく経済をでっかくするんだ!」ってみんな言ってました。

 

マクドナルドの創業者藤田田さんはこう言ったんです。

 

「日本人にとにかく肉を食わせる。そしてアメリカ人と同じ体のサイズにするのだ」って言ったんです。

 

気狂ってるでしょ?

 

言ってることが。

 

本当に社長がそう言ってたんです。

 

僕らは「うおー!」って言ってたんです。

 

「そうだー!日本人に肉食わせるんだ!」って言ってたんです。

 

それがビジョンだったんです。

 

次回:8)私たちは「意識の時代」に突入したことを認識しなければならない

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。