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人生をリセットできる「明けましておめでとうございます」
「明けましておめでとうございます」って僕すごいなって思ってて。
毎年言ってない?
1月1日になると。
じゃあ1月1日に「新年明けましておめでとうございます」って言葉にしてる時、どんな気持ちですか?
どう?
新たな気持ちだよね?
清々しかったり、年末までは色々ざわざわして、1年間あった嫌なこととか悩んでることとか辛いこととか「あの野郎」みたいな気持ちとか、なんか少し残っていたものがまるでもう過去。
「あれ去年の話」みたいなスーパーポップで無責任な感じになってません?
なってるよね?
しかも全員なってない?
全員なってるよね?
あれすごくないですか?
結構去年まで揉めてた夫婦までもが、1月1日はまるで親戚の前に行く準備かのように「1月1日は私たち仲良い夫婦よね」ってなるくらい。
なんかスーパー無責任に生まれ変わってない?
俺ね、これは使えるなって思ってるわけです。
だって冷静に考えたら12月31日と1月1日の違いって、お日様が1回沈んで登っただけじゃん。
違う?
違わないよね?
例えば、今日12月の21。
例えば昨日まですごい嫌なことがあったとしよう。
「どうしようあれ…」とか「なんなんだよ、なんでこんな目に遭わなきゃいけないんだよ」って気持ちがあったとしよう。
でも「今日起きた時に『明けましておめでとうございます』って言っちゃえば良いじゃん」って思って。
良くないですか?
だってそれ言っただけで気分が変わるんだったら良いじゃん。
周りが「お前ちげえよ、まだ明けてねえよ」って言っても「いや俺明けたし」みたいな。
だって気分ってどこから生まれてきてるの?
気分。
生まれてくる場所どこ?
ここ(心)でしょ?
向こうじゃないもんね?
向こうは言うよ?
抵抗してくるよ?
「違う。今日はまだ12月だ。2016年だ」と。
でもここだし、気分は。