鴨頭嘉人公式|経営者や上司が身につけるべき正しい言葉の使い方[1]

正しい言葉の使い方

本記事の動画はこちらから▶成功者は知っている!リーダーが身につけるべき「言葉の力」

良いスピーチをしたいならノートを買おう!その理由をクレームを例に鴨頭嘉人が語る

 

では二番目、いってみましょう。会社の朝礼で、メンバーが元気になれるような、そんなスピーチがしたい。

 

これ、ほとんどの経営者とか、管理職の人は思ってるんじゃないですか?

 

そういう場合は、とにかくノートを買ってください。朝礼で喋る前に、ノートを買ってください。もう全員が疑問しか感じていませんね。今ね。

 

なぜかって言うと、ほとんどの人が、例えばですよ、じゃあ会社の中でクレームが増えてきたとしましょうよ。

 

会社のクレームが増えてきた。で、こういうスピーチをする人がよく言います。

 

「クレームが増えてきたらクレームをゼロにしよう」と思って、社員にこういう風にスピーチするんです。

 

「みんな、昨日クレームが来た。夕方の6時だった。対処したのは営業の山田君だ。でもこれは山田君だけの問題じゃない。全員の問題だ。いいか、お客様からの信頼を失ったらな、会社なんか無くなるんだ。絶対にクレームゼロの会社を作るんだ。全員が一人一人責任感を持って、お客さんに、絶対に信頼を裏切らないようにするんだ。いいか、分かったか。」

 

とかやるんですよ。どうですか。社員がどう思いますか?

 

「うるせえな」

 

と思いませんか?

 

じゃあどうしたらいいか。

 

もし僕が、例えば経営者だったり管理職で、クレームが増えてきた。

 

クレームを減らしたいと思ったら、僕だったらまずこんな準備をします。

 

次回:2)クレームを無くせと言ってもクレームは無くらない。その時リーダーが社員に伝えるべき言葉とは?

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。