本記事の動画はこちらから▶成功者は知っている!リーダーが身につけるべき「言葉の力」
良いスピーチをしたいならノートを買おう!その理由をクレームを例に鴨頭嘉人が語る
では二番目、いってみましょう。会社の朝礼で、メンバーが元気になれるような、そんなスピーチがしたい。
これ、ほとんどの経営者とか、管理職の人は思ってるんじゃないですか?
そういう場合は、とにかくノートを買ってください。朝礼で喋る前に、ノートを買ってください。もう全員が疑問しか感じていませんね。今ね。
なぜかって言うと、ほとんどの人が、例えばですよ、じゃあ会社の中でクレームが増えてきたとしましょうよ。
会社のクレームが増えてきた。で、こういうスピーチをする人がよく言います。
「クレームが増えてきたらクレームをゼロにしよう」と思って、社員にこういう風にスピーチするんです。
「みんな、昨日クレームが来た。夕方の6時だった。対処したのは営業の山田君だ。でもこれは山田君だけの問題じゃない。全員の問題だ。いいか、お客様からの信頼を失ったらな、会社なんか無くなるんだ。絶対にクレームゼロの会社を作るんだ。全員が一人一人責任感を持って、お客さんに、絶対に信頼を裏切らないようにするんだ。いいか、分かったか。」
とかやるんですよ。どうですか。社員がどう思いますか?
「うるせえな」
と思いませんか?
じゃあどうしたらいいか。
もし僕が、例えば経営者だったり管理職で、クレームが増えてきた。
クレームを減らしたいと思ったら、僕だったらまずこんな準備をします。