価値観の違いは受け入れること!上司が取るべきリーダーシップの鉄則[6]

価値観の違いは受け入れること

本記事は動画の【11:23】辺りから▶価値観が違っても親しい関係でいることを可能にする方法

マクドナルドの人事部に大抜擢された鴨頭嘉人

 

僕マクドナルドの時に現場ではバリバリ成果出して、表彰受けまくってたんですけど、本社の人事部には突然の抜擢人事だったんです。

 

で、採用活動って新卒採用とか3年がかりでやってるんで、しかもかなりスペシャルティなスキルがないと採用のプロセスって…、だって3年間のプロセスを毎年回してるわけでしょ?

 

かなりレベルの高い仕事なんですよ、人事の仕事って、採用の仕事って。

 

かけているコストだって数十億なんで、採用にかけているコストって。

 

だからレポートも原田社長に直接出すような部署なので、人事部だけは。

 

他の部署は本部長決裁とかだけど、ほとんどの人事部って原田さん決裁なので。

 

だからそこの採用のトップにいきなり行ったんですよ。僕のキャリアから言うとありえないんです。

 

2タイトルアップくらいの雰囲気。

 

人事部を変える使命を与えられた鴨頭嘉人と部下との大きな温度差

 

しかも部下は全員僕よりもキャリアが長いんです。

 

自分の部署のメンバーがみんな人事畑で長くて、何もかも分かってて頭も良いんです。

 

もうほんとこれぶっちゃけて言うと人事部ってTOEIC大体750〜800点くらいの能力の高い人なんです。

 

僕250点っていうスーパーイケてる初めての人事部に…、250点って僕教えられたんですけど、鉛筆転がしても取れないくらい低いらしいんです。

 

なんかTOEICってそういうものらしくて。だいぶレベルが高いらしくって。

 

だから部下からすると「なんであいつが?」と、「ありえない、何も分かってねえくせに」って感じなんです

 

でも僕のポストは、実はその前の人が15年やってたポストなんです。

 

ということは、僕をその人事にした、人事配置にした人のニーズは「変革」なわけです

 

なんとなく分かります?

 

15年やってた人を変えて、僕みたいな人事のことを知らない人間を一気に据えるっていうことは「変えろ」って意味なんです。

 

それは分かってます。要はかなり上の方の判断なんです。

 

人事を変えるってよっぽどの大変革なので。

 

で、人事って何年間も影響及ぼすから、そのプロセスが。

 

だからもう上司からとにかく「変えろ鴨頭」ということです。

 

で、分かりました。

 

でも部下は「絶対こいつ分かってねえ」と「現場のことを知るまでは絶対言うこと聞かねえ」っていうマインドなんです。

 

次回:7)人事部に配属された鴨頭嘉人に待ち受けていた、次々起こる衝撃すぎる出来事とは!?

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。