本記事は動画の【45:13】辺りから▶部下から尊敬される上司が行っている、たった一つの方法
部下の本音を引き出す「答えを持たない聴き方」とは?
でも、本当に「答えを持たないで聴く」マネージャーが仮にいたらこんな風になることがあります。
(部下が)「最近モチベーションが上がらなくて」
って。
「そうかモチベーションあがんないのか。自分では何が原因だと思う?」
「いや何か仕事自体には慣れたんですけど、何か朝とか起きてもう会社に行こうっていう気持ちがなんか高まらないんですよね」
って。
「そっか。まあそういう時あるよな。それって職場だけの問題とは限らないかなとも思うんだけど、何か思い当たる節とかない?あ、会社の仕事とかね業務のこととか考えなくてもいいんだよ。一緒にね原因探りたいんだよ」
「実は母が癌で。あと半年って告知されたんですよ」
みたいな話が出てくることがあるわけですよね。
でも普通に考えると真面目な社員さんほど、自分のモチベーションが上がらないことをプライベートの問題を言いづらいんですよ。普通はね。
会社でそんなこと言っちゃいけない、否定されそうって思っている子、特に真面目な子ほど多いですね。
でも大事じゃないですか?プライベートな問題で、「心」「モチベーション」上がらないって人間ですからありますよね?
自分の人生にとっては仕事よりプライベートの問題の方が距離は近い
もっと言いましょうか。プライベートの問題は職場での問題より近くないですか?自分の生き方とか人生に。
大きいですよね?会社の業績とか売り上げよりもお母さんの癌告知の方が圧倒的に人生においてインパクト大きいですよね、本人にとっては。
それを聴いてあげない限り絶対に解決できないですよね。
もちろんお母さんの癌は治せないかもしれないけど
「そっか。今じゃあどうしているんだ?」
って。
「実は仕事が終わったら病院に毎日行ってとりあえずお母さんを元気付けたいと思っている」
「お前偉いなー」
って。
「そうかわかった俺メンバー全員にそれちゃんと俺から言っておいてやる」
って。
「だから就業時間の6時が終わったらお前はいち早く病院に行け。あと半年間とにかく病院に行くんだ」
って。
「俺から説明しとくメンバーには」
言ってくれたらどうですか?
この子ってとりあえず就業時間まで適当に仕事してますかね?