本記事は動画の【47:33】辺りから▶部下から尊敬される上司が行っている、たった一つの方法
経験を積み重ねていくほど「聴けなくなる」から要注意
おそらくほとんどの人は違うと思いますね。
そこまで考えてくれるんならって言って、時間内の生産性が劇的に高まると僕は想像します。そういう子の方が圧倒的に多いと思いますよ。心で働いている子が多いから。
それぐらい答えを持たないで皆さんが聴いてあげると、今までに出て来なかった「音」が増えます。職場に。だから答えを持たないで聴いてあげてください。
これね難しいですよ。特に答えを持っちゃう人っていうのはね、傾向があります。
能力が高い人です。経験値が豊富な人。だから偉い人ほど大体聴けないですね。ものすごい事例がいっぱいあるんで。
実は未熟な人の方が聴けてたりします。答えを持たないでね。
それくらい自分が能力値が高まったり、経験値が深まったり、なんか人生経験が大きくなればなるほど危ないので。自分で言い聞かせてくださいね。
今は聴けててもだんだん聴けなくなったりすることもありますからね。経験が長くなれば上がるスキルもあるんですけど、経験が長くなると下がるスキルもありますからね。
「答えを持たないで聴く」は経験値が長い人ほど、レベルが高い人ほど、頭のいい人ほどできなくなる傾向がある落とし穴になってますので、気をつけてください。
答えが浮かんでもいい。でも原因がわかるまでは口に出すな!
僕なんかめちゃめちゃ経験値が豊富なので、すぐ答えが頭に浮かんじゃうんですよ。
ちなみにですね。部下の話を聴いている時に解決策が頭に浮かぶこと自体は問題ないんですよ。
でも頭に浮かんでもまだ言わないで。本当の原因にたどり着くまで。ここまで出かかっても「うっ」って止めて。
「ああっーそれ五月…うっ、待って違うかもしんない」「五月病じゃねーかもしれない、他の原因があるかもしんない」
っていうふうに止めてくれればOKです。意味わかりました?
頭に思い浮かぶのいいから、まだ口に出したらダメっていう風に自分に言い聞かしてあげれば、相手が本音が出るまで聴けるように変わっていきます。OKですかね?
仮にもうくちばしちゃったら「あーーーーちょっとまって。他かもしれなかったな。もうちょっと口出すの早かったよな」って謝ればいいじゃないですか。
全然ありだと思いますよ。
そこまでして聴いてくれようとしてるんだから返って伝わるかもしれない。もし自分がちょっと早く言い過ぎたなと思ったらね。
それぐらい相手の話を聴くのには答えを持たないで聴くって大切だけど難しいことなのでよーく覚えておいて現場で使うようにしてください。