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情報量が増えたことによるメリット、デメリット
情報って今ものすごい量じゃないですか。
例えばインターネットが普及する前とインターネットが普及してからの後の世界では、情報量がどれくらい増えたかというといくつかの測る物差しがあるんですけど、単純に情報量っていう物差しで言うと500倍になったと言われていて、それ以外にもなんとかバイトみたいな電子レベルで情報量を比較した時には5万倍とも言われているんです。
それぐらい情報量は増えました。
だって情報量めっちゃ多くないですか。
例えば青森県に八戸市ってあるじゃないですか。
ありますよね。
で、一戸ってあるんですよ。
で二戸三戸は確か岩手県です。
で五戸も六戸も七戸も九戸もあるんです。
じゃあ四戸ってどこにあるか知ってます?四戸。
というかあるかどうか知ってます?
わからないですよね。
じゃあそれインターネットもない時に調べようと思ったらどうやって調べるかというと、まず大体は図書館に行くか市役所とかに行くしかないです。
でも市役所どこ行ったらいいのかわかんないですよね?
そもそもどこにあるかがわかんない。
だって一戸から四戸以外の九戸っていうのは青森県だけじゃなくて岩手県にもありますから。
ということは最初に調べるのは恐らく図書館なんです。
で青森県と岩手県の全ての歴史上の文献を調べなきゃならないんです。
でしかもそれを文献いくら調べても一戸があるとかは書いてますけど、四戸がないってあんまり書いてないんです。
そうすると、うわどうしようって。
でもどうしても四戸があるかどうか調べたいと思ったら、もう行くしかないんです。
青森県と岩手県に。
しかもそれが全部市役所にデータが有るかと言うとないかもしれない。
そうするとどうなるかと言うと、「あぁそれはねあの八戸の、今そうだね、102歳になるトメさんが知ってるかもしれない」みたいになるわけです。
トメさんどこにいるんですかって言ったらあの村の先のってそこまで行って、トメさんにやっと会えたら、「トメさん、四戸ってあるんですか?」って聞いたら、「昔はあったのう。八戸の中に四戸という街が。」とかいってやっと四戸がないってわかるわけです。
多分図書館に初めて行ってからこの情報にたどり着くのに普通に考えたら一週間はかかるんです。
じゃあ今ググったらどれぐらいで四戸があるかどうか分かると思います?
一秒。
一週間と一秒の差。
じゃあこのスピードの差はなんで生まれるかというと、情報量が増えたからです。
情報が増えれば増えるほど情報を入手するスピードは早くなるんです。
だから良いことなんですけど、一個だけリスクがあるわけです。
あまりにも多すぎて何を選んだら良いかがよくわからないということです。