鴨頭嘉人直伝|もう悩まない!職場の人間関係を円滑にするコミュニケーション能力の鍛え方[5]

コミュニケーション能力の鍛え方

本記事は動画の【9:17】辺りから▶コミュニケーション能力を着実に鍛えるたった一つの考え方

できるリーダーは「部下のニーズ」を満たすことができる

 

「お前舐めんなよ。」と。

 

「仕事なんだと思ってんだ。」と。

 

「バーゲンのために帰るってどういうことや。」と。

 

「お前誰に飯食わしてもらってるって思ってんだ。」って心で思いがちじゃないですか?

 

その時に相手の関心に関心を持つってことよ。

 

「そうか、バーゲンが好きなんだ。」って言うってこと。

 

これ、意識しなくてできるか?

 

なかなか難しいよな?

 

だから意識しようぜってことが言いたいの。

 

「バーゲンに興味がある!そういえばおしゃれだよね!」とか。

 

「いつもシーズン先取りって感じだもんね。」とかって言ったらどうかな?

 

「ああ、ありがとうございます。いつも見ててくれているんですね。」ってならないか?

 

「ちなみにバーゲンの時はどんなの狙ってんの?」

 

「私、こういうブランドが好きで。」

 

「なんでなんで?」

 

「私自然が好きで、地球のことが大好きで、だからアースカラーとか着ると自分のテンションが上がるんですよ。」

 

「だから笑顔が素敵なんだね。」って言ったらどうなっていくかね?

 

この後の展開。

 

「じゃあなに、バーゲンってさ最新のモデルとかきたらもうすぐにでもどんどんどんどん買って帰って、家で鏡の前で着たりするとテンション上がるタイプ?」とか聞くと、「そうなんですよ!」

 

「そっかぁ、じゃあいっぱい稼ぎたいよね?」

 

「はい!」

 

「じゃあそのためにはどうやったらできるかね?収入どんどんあげながら、ちゃんとバーゲンの時には、バーゲンにすかんと残業しないで行けるようになるためには、どんなことが満たされたらできるようになるか一緒に考えてみよう。」ってやるんだよね。

 

「じゃあ私自身が仕事の生産性あげないとダメですね。」

 

「良いね、前向きだね。」って持っていけるかもしんないよね?

 

順番なんです。

 

先に会社のニーズを満たすんじゃなくて、先に部下のニーズを満たす。

 

結局満たすんだよ?

 

当たり前よね?

 

満たさなかったら経営者じゃないし、満たさなかったらリーダーじゃないからね?

 

そうだよね?

 

次回:6)年齢は関係ない!「相手の関心に関心をもつ」は誰にでも応用できるテクニック

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。