コミュニケーションの悩みとさようなら!伝えたいことが相手に伝わる「話し方」|鴨頭嘉人公式[2]

伝えたいことを人に伝える方法

本記事は動画の【02:26】辺りから▶話が伝わる人と伝わらない人の圧倒的な違い

「エピソードトーク」を使って行うスピーチは相手を行動変容する力がある

 

例えばアスリートだったら、みんなやっている。

 

自分のフォームを何度も何度も動画に撮って、それを振り返ってどうやったら良いだろうという改善策を自ら考えて、修正しながらだんだん成長させていく。

 

でもスピーチの世界では誰もやらないんだ。

 

そしてこう言う『うまくなりたい』って」という表現をするから深く入るんだよね?

 

内容的には「スピーチって振り返るの大事だよね」

 

「そうだよね」って言って終わるわけ。

 

要は残らないんです。

 

これが技術なんだなっていう風に改めて思ったので、やっぱり技術を習得するっていうのは誰かにプレゼントを深く受け取ってもらうためには、技術の世界ってすごく大切だなと思います。

 

めちゃくちゃ大事。

 

特に普遍的な内容を伝えておきたい。

 

例えば誰もが知っているけれど、誰もができていないことを伝える。

 

これって普遍的ですよね?

 

例えば「明るく元気な挨拶をするのと、暗くて元気のない挨拶をするの、どっちが良いと思う?」って聞いたら誰もが「明るく元気な挨拶をした方が良い」って言う。

 

例えば、企業さんで言えば、「チーム・組織がいつも明るく元気な状態と、暗くて元気がない状態どっちが良いですか?」って聞いたら全員10:0で「明るく元気な組織が良い」って言うんです。

 

「じゃあ皆さんの現場はそうなってますよね?」って言うと、急にトーンが下がるわけです。

 

これわかっているけどできていないことですよね?

 

で、これって新しい知識じゃないので、普通に喋るとこれで終わりです。

 

「明るく元気な組織を作ってください」

 

誰もやりません。

 

行動変容しないんです。

 

ここに、例えばエピソードが入って、「そこにたった一人の明るく元気な子が明るい元気な挨拶をし始めた。最初は浮いていた、でも彼女は続けた。そのことによって『あ、もしかして…』と気付く人が一人一人増えていって、いつしかその組織が明るく元気な挨拶をするようになった。そんなある日、実は業績がV字回復していた」みたいな。

 

実際にあったリアルなエピソードトークが入って初めて、「俺はやろう」とか思ってくるわけです。

 

次回:3)「エピソードトーク」とはこれだ!スピーチを鴨頭嘉人が実践!

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。