コミュニケーションの悩みとさようなら!伝えたいことが相手に伝わる「話し方」|鴨頭嘉人公式[3]

伝えたいことを人に伝える方法

本記事は動画の【04:51】辺りから▶話が伝わる人と伝わらない人の圧倒的な違い

丁寧にスピーチを行うことでうまれる「エピソードトーク」

 

で、そこに補足説明も必要かもしれない。

 

「そうは言うけど一人目になるのは怖い」とかね。

 

その時に「『じゃあまずは私がやるんだ』って人、手を挙げてください。誰も挙げない。そうですよね、一人目は必ず浮いてしまうからです。時には批判を浴びるかもしれない。『静かにしてください』そんな風に言われることもあるかもしれない」という話をしておいて。

 

「そんな方にYouTubeで『ムーブメント』という検索をして、見てみてください。ある動画があります。そのムーブメントの内容というのは、ある広い公園の中でたった一人の男が上着を脱いで上半身裸で急に踊り始める。その間周りの反応はこうだ。『何あの人?何やっちゃってんの?』親子連れは子供に『あの人見ちゃダメ』そんな風に不安や恐れ批判の気持ちが湧いてる。このままで終わるとこの男は恥ずかしい男として終わってしまう。ところがムーブメントが起きます。それは2人目が現れた時です。その裸の男がなぜ踊っているのかをわからないまま、ある1人の男性が一緒になって踊り始めた瞬間この世界は変わります。2人目が現れた瞬間、3人目、4人目、5人目と、そしてそこで遊んでいたカップルや若者たちや家族までもが、そのムーブメントに巻き込まれていって、その公園中の全員がダンスを踊り始める。これがムーブメントです。つまり理解、納得ではないです。でも敢えて確認のために言っておきましょう。ムーブメントは1人目では起きない。だから誰かが『よし、やろう』と思って始めた時に、誰もそのフォロワーが生まれなかったらそれは単なる恥ずかしい1人の男、1人の女性、組織で言うと爪弾きで終わってしまう。じゃあ皆さんに質問です。『1人目として踊るのは怖いけれども、誰かがリーダーシップを発揮し始めた1人目になった時、私はそのフォロワーにだったらなれるかもしれない』そんな気持ちになった方、手を挙げていただいてよろしいですか?全員が挙げるんです。さあ、周りを見渡してください。今全員が手を挙げている。ということは、あなたが1人目になった時、あなたは絶対に1人にはならないということが証明されました。さあ革命を起こしましょう」

 

ってやるとわかるわけです。

 

そうよね?

 

これくらい丁寧に喋るんです。

 

次回:4)日常生活の中で「丁寧に伝える」ことを意識してみよう!

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。