今日は、人生における選択についてお話しようと思います。
僕たちの日常は、いつも選択の連続ですよね。
朝目が覚めた瞬間に、すぐに起きるのかもう一度寝るのか、
起きた後には、まず着替えるのか歯磨きからするのか、
家族と会った瞬間に、挨拶を自分からするのかしないのか、
朝ごはんを食べるのか食べないのか、
食べる場合は洋食にするのか和食にするのか…。
もうね、家を出る前の、目が覚めた瞬間から朝ごはんを食べるまでの間だけでも、相当な数の選択をして生きています。
もちろんそれは通勤・通学の途中にも選択の連続だし、会社や学校に行ってからも選択の連続です。
もうとにかく人間が起きている間はずーーーっと選択の連続なんですよね。
そして、一般的に私たちは起きている間の選択をほとんど全て「無意識」にしています。
もちろん有意識で選択するときもありますけど、大体有意識の選択のときっていうのは、自分にとって抱えきれないほど大きな選択を迫られたときです。
例えば就活中に「どこの会社にいこうか」っていうのは結構考えますよね。
あとは好きな人ができたときに「告白するのかしないのか」とか、
プロポーズするときも、そうですよね。
要は、大きな選択のときには私たちは有意識で選択するんですよね。
そしてほとんどの人が、この有意識の選択のときに迷ったり悩んだりするんです。
それはもちろん悪いことではないんですけど、今日お伝えしたいのは、この選択についてのトレーニングを日常から積んでおいた方がよさそうだ、ということです。
普段ほとんど無意識で選択をしてしまっていると、いざ有意識で選択をするときにどういう基準で選択をすればいいのかわからなくなってしまいます。
だから迷ったり悩んだり、時には「なんでそっち選んじゃったの!?」っていうような間違った選択をしてしまったり。
そういうことが起こり得るんです。
で、ここからが重要なんですけど。
「日常の無意識の選択をトレーニングする」って、これ日本語自体が言葉がおかしいですよね?(笑)
無意識なんだから、トレーニングできるわけないじゃんって、普通思いますよね。
これはつまり無意識でやっていた選択を、普段から有意識に変えていこうってことなんです。
そうすれば、日常から有意識の選択の軸が自分の中で蓄積されていきます。
ここでポイントになってくるのは、私たちは普段何かを選択するときに、リスクの小さい方を選ぶようになっています。
まあそれはそうですよね。
わざわざ「危険な方を選びたーい!」とか、「リスクが大きそうだから、こっちだ!」とは、無意識ではならないですよね。
無意識の領域は常に、リスクの小さい方を自動的に選ぶようになっていることが多いんです。
例えば日常の例でいうと、階段とエスカレーターがあったら、無意識の場合はエスカレーターを選んでいる人が圧倒的に多いです。
例えエスカレーターが大行列で、階段の方が空いていたとしても、無意識の人はエスカレーターを選ぶんです。
もちろん有意識でエスカレーターを選ぶときもありますよ。重い荷物を持っていたり足を怪我していたりとかで。
でもほとんどの人は無意識でなんとなくリスクの小さそうな(つまり、労力の少なそうな)エスカレーターを選んでいるっていうことなんです。
で、これを続けていると常にリスクの小さい方を選ぶという習慣がついてしまいます。
▼ 「脳の強化学習」とは
ここからは脳科学でもなんとか証明しかかっているところまできているんですが…
「運がよくなりたければ、リスクの小さい方を選んではならない」
っていうことなんです。
運は安全な方には落ちていないと言われています。
これは、ちょっとスピリチュアルな表現のようですが、実は脳科学の方でもある程度証明されているんです。
脳科学では、リスクの大きい方を有意識で選ぶことを「強化学習」と呼び、脳を強くする学習であると言っています。
脳は、実はリラックスした状態よりも、刺激があるほうが嬉しいんです。
なので、脳を普段から刺激して強化してあげると、大きな選択をするときや、いざ本番というときに、強化された脳がよりよい選択をしてくれたり、より的確にスピーディーに判断をしてくれる脳に変わるよっていうことなんです。
つまりね、「普段鍛えていない筋肉は使えない」っていうこと。
普段から鍛えている筋肉だけが使える。
これ、当たり前と言えば当たり前なんですけど、ようは脳を筋肉と捉えた方がうまくいくことが多いよっていうことなんです。
脳も筋肉とまったく同じ性質があって、鍛えていればどんどん能力が発揮されて、使わないと能力が落ちていくっていうことです。
例えば僕は「楽読」っていう速読スクールをやっているので、よくわかります。
お仕事を辞められて文字を読む機会が少なくなった方は、やっぱり読むスピードが落ちていきます。
これはもう単純に脳が、筋肉が衰えていくのと同じようになっていきます。
反対に普段から本をたくさん読んでいる人や、専門書等の難しい文字をみていたり、プログラミング等の脳を使わないといけない仕事を日常的にやっている方は、すでに本を読むスピードが早いです。
これは本を読む技術の話ではなくて、脳の力の話なんですね。
なので脳は普段から鍛えておいた方が、いざ本番の時や大きな選択をする時、ストレスがかかった時に、強い自分になれるよっていうことなんです。
それを本番の直前にトレーニングするのは非常に効率が悪いし、大きな選択のときに強化させるのはやっぱり怖いですよね。
だからこそ、日常の小さな、もう本当どっちでもいいような小さな選択のときに、あえていつもと違う選択をするということ。
さっきの例でいうと、階段とエスカレーターがあったら、有意識で階段を選ぶ。
通勤でいつも同じ道筋を選んでいたなら、いつもとは違うところから通勤してみるとか。
電車に乗るときも、いつも右の方のホームから乗っていたなら、真ん中や左から乗ってみるとか。
普段とは違う選択をするっていうことです。
極端な例でいうと、コンビニでドリンクを買うときにいつも飲んでるのとは違うドリンクを選ぶっていうことなんです。
いつもなら買わないものを買ってみる、そんな風に日常の中の小さな選択でリスクが無い時にこそ、あえて普段選ばない方を選択していると、脳が軽くトレーニングされているのと同じ状態になって、少しずつ少しずつ脳が強化されていきます。
これを続けていくことで、いざ大きな選択をするときに、脳がパニックを起こして間違った選択をしないですみますよ、という話につながっていきます。
その脳の働きのことを含めて、
運は安全な方には落ちていない
っていうことなんです。
だからこれはスピリチュアルでもなんでもなくて、
スピリチュアルと脳科学っていうのは表現が違うだけで、必ずどこかで結びついているっていうことがわかると、非常に効果的に選択ができるようになると思います。
僕自身も今日は普段と違う通勤路で歩いてきて、やっぱり脳が活性化されてるんじゃないかなって思ってます。
もうまさしくこれは「そう思ったら、そう」の世界ではあるんですけど、(笑)
脳科学的にも証明されているのでね。
日常の小さな選択のときに、いつもと違う選択を行うという
「脳の強化学習」
これ、超オススメです!!!
それでは今日も皆さんの一日が最高な一日になりますように!
せーの!いいねー♪
ばいばい💕
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