鴨頭嘉人直伝|人生が変わる!?「スピーチ力」のススメ[4]

仕事が出来る人の話し方の特徴

本記事は動画の【3:12】辺りから▶仕事が出来る人かどうかは話し方で9割分かる

スピーチで使う言葉を間違えると、マイナスの効果を生むことも

 

もちろん肉体労働は違いますよ?

 

マクドナルドで言うとハンバーガーを作る仕事を担当している時は、スピーチ力関係無いですよね?

 

「あぁあいつ一生懸命やってんな」、もちろんもちろんそれでOK。

 

でもある程度大人になったらもう違うでしょ?

 

やっぱり影響力じゃないですか。

 

伝達力じゃないですか。

 

それがビジネス力じゃないですか。

 

ある程度の年齢がいって、社会経験が積み重なってくると。

 

だからそういう方は絶対に学んでおかなきゃダメです。

 

部下がいる人全員学ぶべきです。

 

経営者がスピーチ学ばないってことは、経営者の資格無いと思います。

 

だってその人のたった一言が社員の人生決めてるから。

 

そりゃそうでしょ?

 

社長が何を作ってるか関係無いんです。

 

社長がなんという言葉を使っているかが関係あるんです。

 

以前に本当に笑い話みたいな話なんですけど、話し方の学校の生徒さんで、すごい大きい会社の社長さんがいらっしゃったんです。

 

北海道の道路作ってる会社の社長さん。

 

話し方の学校の生徒さんで来てて、最初の頃に彼にとりあえずじゃあ全社員の前でスピーチするスピーチをちょっとやってくれって言って、やってもらったんです。

 

その時どんなスピーチをしたかと言うと、

 

「皆さん良いですか。皆さんは全員会社の歯車なんです。だから1人でも欠けちゃダメなんです。みんな歯車なんですから。」

 

っていうスピーチしたんです。

 

どう思います?モチベーション下がるよね?

 

でも彼は真剣にモチベーション上げたいと思って喋ってるんです。

 

確かに歯車なんですよ?社員は。

 

1人でも欠けちゃダメってことが言いたかったわけ。

 

彼が言いたかったのは「1人でも欠けちゃダメなんだ、みんな繋がってるんだ、1つでもパーツが欠けたらうちの会社成り立たないんだ」って言いたいんです。

 

でも「歯車」というたった一言のワードがずれてるんです。

 

それだけで社員のモチベーション上げたいっていう心があっても、社員のモチベーション下げるっていう現実が巻き起こるんです。

 

それぐらいスピーチってセンシティブな一面もあるんです。

 

たった1つのキーワードが間違っているだけで、違うことが伝わったりするんです。

 

だからマインドも大事だし、技術も大事です。

 

次回:5)理想の人生を手に入れたいならまずは「スピーチ力」を手に入れろ!

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。