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ちょっと変わった方法で講演家になった鴨頭嘉人
講演家に自分からなった人はいないんです。
講演家って自分でなる仕事じゃないらしいです。
講演家になった後に知りました。
講演家というのは普通、人に頼まれてなる職業だそうです。
言われてみれば「それはよ教えてや」って感じなんですけど。
講演家っていうのは普通は何か仕事ですごい業績を出したとか、スポーツの世界で例えばオリンピック行ったとか、何か他の現場で成果を出した時に、「どうやってそんな素晴らしい業績を成し遂げたのでしょうか?」という風に「その秘訣を教えてください」と人に頼まれて喋る。
するとその話がとっても良かったから「うちでも喋って、うちでも喋って」と言って人気の講師になっていく。
これが通常コースだそうです。
僕は通常コースを取りませんでした。
誰も通ったことのない道を通りました。
どうやったかと言うと自分で自分を売っていきました。
具体的に言うと、自分の家のパソコンでチラシを作りました。
「日本一熱い想いを伝える男、炎の講演家鴨頭嘉人」というチラシを作っていつもカバンの中に入れて、異業種交流会やパーティーやセミナーに行ってはそこで出会った人に、一人一人初めて会った人に「僕すごい講演するんです。僕の講演受けた人はみんな感動の嵐」
嘘です。
一度もやったこともない。
その時からずっと自分を売り込んで、とにかく相手の人、一度でも会った人に「絶対に僕のことを忘れないでくださいね」っていうことを徹底的にやって1人で自分を売ってきたんです。
そして僕は講演家になりました。
講演してから最初の1年目は年間64講演、2年目には164講演、3年目には240講演、4年目には年間330講演。
ずっと独立して思い描いていた夢が、日本一講演をしている講演家になるという夢が叶いました。
でも今振り返ってみるとどうやってその道のり、特に初期ですけど売れるまでの間どうやって自分で自分を売ってきたかと言うと、やっぱり1回目の印象です。
だってどうですか?
1回目に会った時に印象に残らなかった人に、仕事の依頼をする時あります?
連絡を取る?
ありえないです。