鴨頭嘉人公式|信頼関係を築くには「聴き力・洞察力・承認力」を磨け![2]

本記事は動画の【02:55】辺りから▶部下から尊敬される上司が行っている、たった一つの方法

人材育成に力を入れるマクドナルドの「ハンバーガー大学」

でもズバリ言います。それでも僕はいっぱい失敗してきました。

 

マクドナルドってもう社内研修もまあこちらの会社にすごい社内研修力を入れていらっしゃいますけど、マクドナルドもやっぱり人材育成が一番大事だということがわかってる会社だったのでもうすごい教育をしてました。

 

ハンバーガー大学っていうのが社内にありまして、この研修所って1年間の卒業生が大体6万人ぐらいなんですよ。

 

社内研修所ですよ?社内研修所で6万人が毎年受講するんですよ。なんでかっていうと社員は5千人しかいないんですけど、アルバイトスタッフが17万人いる中のアルバイトマネージャーを年間に5万人以上育てなきゃいけないからです。

 

なんとなくわかりました?要は店舗の運営しているのは社員だけじゃできないので、アルバイトなんだけど社員と全く同じ仕事アルバイトの時給でやってくれる人を育てないといけないんですよ、1年間に5万人。

 

そういう会社だったのでめちゃくちゃ教育に力を入れてました。質も高いです。

 

正直に言うとですね。マクドナルドの人材育成のシステムを作っている会社はアメリカの軍事システムを作っている会社です。これ言っていいんかな?大丈夫か。

 

つまり、世界最高峰の人材育成の仕組みを作っている会社からお金を払って購入したトレーニングシステムを導入している会社なんですね。だから6万人も7万人も採用しても何とか営業できるレベルになっているというのがマクドナルドです。

 

ただそうは言いますけど、どんな素晴らしい教育システムを導入しても3700店舗同じレベルにはなりません

いくら教育の質が高くても業績は「店長の違い」によって変わってしまう

多分マクドナルドを利用したこと過去にあると思うけど多分いろんなお店ありましたよね。とんでもないサービスのレベルが低いお店もあればめちゃめちゃ素敵な笑顔で接客するお店もあったりします。

 

それなんの違いかっていうと、一言で言えば店長の違いです。

 

マクドナルドはすごくわかりやすくって、例えばA店というお店とB店という店があってA店は業績伸びまくり。

 

売り上げもグイグイ伸びていってお客様からの評価も高い。そして働いているアルバイトスタッフの満足度とか笑顔とかも素晴らしくって、辞めていくアルバイトが少ない。

 

かたやB店。アルバイトがどんどん辞めていく。いつも人手不足。もうほとんど笑ってる子いない。なんなら裏では見えないところで問題起きまくり。

 

それこそお金持って帰って行っちゃう子もいれば、何かもう男女関係がぐちゃぐちゃだったりとか、そして売り上げも下がり続けている。

 

もしそんな状態があれば解決する方法わかりますよね?

次回:3)鴨頭嘉人が断言。今回の講演で必ず現場の問題は改善される!

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。