鴨頭嘉人公式|信頼関係を築くには「聴き力・洞察力・承認力」を磨け![18]

本記事は動画の【38:36】辺りから▶部下から尊敬される上司が行っている、たった一つの方法

部下が報連相できていないのは上司のせいだ!

皆さんが楽しそうに部下の、ちょっとわざと言いますよ。

 

皆さんからしたら取るに足らないどうでもいい話をしてきた時に、わざと極端に言ってますけど「ほーそうなのか。よく気がついたなぁ。その時に君はどうしたんだ?」って言って聞いてくれてれば、また細かいことや皆さんとって取るに足らないかもしれないけど、部下にとっては大切なことをどんどん言ってくれますが、

 

皆さんが「お前はまた言ってんのかそんなこと」って言ってしまうと「この人には二度と言わね」っていう風にコミュニケーションは減っていきます。

 

「全然うちの部下は報告連絡相談『報連相(ほうれんそう)』しねえんだ」っていうのは、あなたが「聴いてる」を伝えるスキルがないからです。OKですか?

 

部下に「報連相」のスキルがあるないなんて変わんないですよ。はっきりますよ、報連相のスキル最初から持っている人間なんかいません

 

もう子どもの頃に打ち砕かれているの。親とか先生に。違いますか?何でも聞いてくれる親、何でも聞いてくれる先生としか会ったことない人います?いないですよ。

 

「忙しいから」とか「そんなの自分でやんなさい」とか、親とか先生に言われまくって大人になったの、皆さんも。皆さんの部下もそうなんです。

 

だから報連相スキルはもともとない状態で社会になってますから。

それを引き出すのは皆さんのスキルなんです。それが「聴く力」っていう意味ですね。

 

だから「聴く力」を馬鹿にしちゃダメです、めちゃめちゃ大きいんで。

「答えを持たないで聴く」とは?

2つ目いきますよ。だんだんレベルが深くなっていくんですけど「答えを持たないで聴く」ですね。

 

これに理解するのは簡単なんですけど、実行するのはめちゃめちゃ難しいですね。

 

どういうことかと言うと、そもそも定義としてですね。定義として前提としてね「人は本音を言わない」を前提にコミュニケーションとってくださいね。

 

特に職場ではそうです、本音を言いません。特に上司には一番本音を言いたくないんです。

 

これは基本ベースだと思ってください。

次回:19)なぜ部下は本音を言ってくれないの?その答えは上司である「あなた」に原因がある!

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。