本記事は動画の【40:40】辺りから▶部下から尊敬される上司が行っている、たった一つの方法
部下が本音を言えないのは、本音を言えない環境だから
なんでかっていうと、もともと本音を言うのか本音を言わないのはね、環境が影響しています。
性格じゃないですよ。あいつは本音を言わないタイプだとか言ってる人は何もわかっていません。
人間が本音を言うのが言わないのかは性格ではなく、環境の違いです。
どういうことかというと否定がない環境だと人は本音を言います。でも否定されそうと思うと本音を言わない。つまり違いは環境なんです。
例えば会社の中で「あいつ本音言わねえんだよなぁ」と思ってる人がいたとしましょう。でもその人は仲の良い友達とカフェで出会った時、本音しか言ってません。
「うちの主任ってほんとアホでさ」って言ってますから、本音を。
でも主任の前で「主任ってアホですよね」って言う?言わねえでしょ。まあ聞きたくもないかもしれないけど、本音言わないようになってるじゃないですか。
それなんでかって言うと、友達とカフェに行っている時に友達はその話を否定しないってわかっているから本音を言います。でも職場では否定されそうと思っています。
いいですか?ここでのポイントは「否定される」ではありません。よく見てくださいね「否定されそう」と本人が思ったら言わないここがポイントです。
だから皆さんが否定しないと思っていても、部下の方が否定されそうと思っていたら部下は本音を言わないんです。
だからこそ、ちゃんと答えを持たないで最後まで聞くということができないと絶対に本音は引き出せません。
上司に相談する時は大体ネガティブな話。マクドナルドを例に鴨頭が語る
例えばですよ、1つの例なんですけど。
僕なんかはマクドナルドで店長やってたのでよくあったんですけど。
アルバイトの子が「店長お話があります」ってわざわざ言ってきた時は、大体ネガティブな話です。
アルバイトの子に「店長お話があります」って超よい提案とほとんどないですね。「やべっこいつ辞めちゃうかな」という感じですね。
そしてその予感はほぼ的中します。
「どうしたの?」「いや実は…」。例えば高校生の女の子としましょう。
「いや実は店長。この前中間テストで点数が悪くって、お父さんとお母さんにアルバイトを辞めなさいと言われて、もうアルバイトを辞めなきゃいけなくなったんですよ」って言うんですよ。
で、もちろんこちらはしょうがないですよね、学業優先ですから。
「そうか、それは仕方がないね」って「じゃあ今月いっぱいだね」って。「今までありがとうね」って言うじゃないですか。
嘘ですからね。次の週には向かいのケンタッキーでバイトしてますから。そういうもんなんですよ。
つまり辞める理由を言えないからです。