悩めるリーダー必見!部下のモチベーションを爆上げする「承認力」の使い方|鴨頭嘉人公式[12]

モチベーションが爆発する仕組み

本記事は動画の【23:10】辺りから▶モチベーションが爆発する3つの仕組み

自分のアイデアが「承認」されたことでモチベーションが爆発的にあがった

 

何が起きたかわかりますか?

 

1ヶ月間に12名の自ら考えアクションし、お客様に喜んでいただいて、店舗の成果を残しているという成功体験を味わうアルバイトスタッフさんが、毎月12名ずつ生まれ続ける仕組みです。

 

モチベーションは?

 

爆発です。

 

みんな、役に立ちたいと思っていたからです。

 

1ヶ月間に12個もキャンペーンやってると、とんでもなく売れるキャンペーンが生み出されることがあります。

 

すると新しい変化が起きました。

 

マクドナルドというのはこの時ちょうど3,300店舗になります。

 

アルバイトスタッフ考案のキャンペーンが全国へ!

 

全国共通のキャンペーンを考えるのは新宿本社マーケティング本部の部員の仕事。

 

そのマーケティング本部の部員が必ず毎月1回青森県弘前市のこの店にわざわざ交通費と時間をかけて、ストアーツアーというものに来るようになります。

 

何が起きたかわかりますか?

 

そうです。

 

このお店で当たったキャンペーンを、全国3,300店舗で展開するためです。

 

僕のアルバイトスタッフのメッセージが変わります。

 

「ありがとう。君が考えてくれたあのキャンペーンのおかげで先月のマクドナルド全社の売上15億も上がったんだよ」

 

嘘のような本当の話です。

 

この年マクドナルドの売上を最も上げたベスト3のキャンペーンは全部マーケティング本部が考えたんじゃない、電通が考えたんじゃない。

 

青森県弘前市のアルバイトスタッフさんが考えたアイディアが、マクドナルド全社の売上を上げたベスト3のキャンペーンです。

 

実際にこの店でやったキャンペーンを全国でやったんです。

 

ドリンクおかわり自由も全国でやりました。

 

バリューセットでスタンプラリー全国でやりました。

 

てりやきマックバーガー月曜日半額は曜日別に色んなサンドイッチ、ハンバーガーのディスカウントキャンペーンという風に形を変えて全国でやったんです。

 

モチベーションは、爆発です。

 

当時の弘前のスタッフはこう思ってました。

 

「私がマクドナルドだ」って。

 

違いますか?

 

次回:13)「アルバイトスタッフ」がまるで「経営者」に!?

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。