会社に「仕事できない人」がいなくなる!鴨頭嘉人流・人材育成の方法⑤

「仕事ができる」ということは「暇である」こと。だから管理職は暇じゃなきゃダメ!

自分が管理職になってきたら、それをチームでどれぐらい生産性高く捌いていくかっていう考え方に変わってきます。

だから自分ひとりで抱えて部下が暇なのにつぶれていったら、それは管理職としては失格です。

「タカ、聴いてるか?」そうそうそう。自分で抱えるっていうのは能力不足だっていうことを証明していることになるので。

だからうちの会社ではヒロキング とかね、ショウはよく知ってると思うけど、とにかくうちは、能力が低いやつが一番しんどい状態を作るというのを決めています。

能力が高くなればなるほど暇じゃなければならないということです。だからうちの会社で一番余裕があるのが僕で、2番目に余裕があるのがヒロキング、それが正しいと。

収入が高いってことは暇じゃなきゃいけないんです。収入が高い人間が忙しいってことは能力が低いっていうことの証明なので。

新入社員はいいんですよ。能力が低いんだから忙しくていいんですよ。だって生産性が低いんだから、仕事慣れてないんだから、アップアップしてていいんですよ。

新入社員の仕事がアップアップしてたからってうちの会社倒れませんから。だってそんな重要な仕事任せてないから。

OK?わかってきました?

「雑用」をバカにする人間は仕事ができない、出世もできない!

組織っていうのは常に一番上の人が暇で、能力の高い仕事をしています。

組織で言うと一番まだ未熟な人っていうのが能力が低いので、どちらかというと重要度が低い仕事をたくさん抱えたほうがいいんです。なぜなら能力アップできるから。

わざと言いますわ。雑用をバカにする人間は決して上に上がれません。

雑用のスキル、雑用のクオリティーをどれだけ上げられるかが、いざ重要な仕事を任せたときのクオリティーになります。

もっと言うと、優秀な上司は雑用だけでこの人の将来を見抜きます。雑用をいい加減にやってるやつに重要な仕事を任せると会社の損失になるっていうことを見抜いているんです、上司は。

だから雑用に手を抜かないやつが必ず管理職になったり、上位職になっていって年収が上がっていくっていうことは間違いないですね。雑用力、超重要ですね。

雑用バカにするような人間は絶対に将来はもうないと思ったほうがいいですね。雑用です。もう掃除とかガチでやっているやつ超イケてますね。

時間を守るとか、ちゃんと言われたことをメモ帳に加工が何しようがどんなやり方してもいいんですけど、絶対忘れないでこなすとかね、期限を守るとかね、ちゃんと報告するとか。

そういう地道な誰でもできることをちゃんとやってる人間しか上に上がれないですね。そういう風に僕は思ってます。

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。