本記事は動画の【26:46】辺りから▶天才の育て方「子どもは悪い子に育てなさい」
他にも「全校生徒の前でのスピーチ」や「女子生徒初めての応援団長」などさまざまなことにチャレンジしている
「おぉ、一花お前全校生徒の前で『伝えること』についてのスピーチしてくれって『はい』って一人手挙げたのか?」
「おぉ、挙げたよ」
「え、なんで?なんで挙げたの?」って聞いたら、こう言いました。
「だってね父ちゃん、まだ小学生っていうのは人の話を聞く力が弱いんだよ?だから私じゃないと無理でしょ」って言ったんです。
どんなセルフイメージやねんと思うわけじゃないですか。
「ちょっと待て。なんでそんなに自信あるんだ?」って聞いたら彼女はこう言いました。
「は?父ちゃんの子だから」
へぇーって言いますけど、スピーチ力って遺伝するっていう学会の発表でも聞いたことあるんですか?
DNAの中にスピーチ力っていう記号が書いてあるんですか?
遺伝子の中にあります ?
そんな発表。
ないみたいですね。
思い込みです、そんなの。
なんの根拠もないです。
でも彼女は本当にスピーチが上手いんです。
なぜならその思い込みだからです。
だから私たちは自分の思い込み通りの人生を歩んでいるっていうことがよくわかります、彼女を見ていると。
彼女はそのあと小学校6年生の時に、運動会で白組の応援団長になります。
応援団長になるためには立候補です。
「私がなる」って言いました。
その学校で初めての女性応援団長です。
今まで男の子しかなったことないです。
なぜなら男の子しか手を挙げないし、男の子がなるものだと先生も生徒もみんな思い込んでいるからです。
でも彼女にはその枠がない。
「私がなるべきだ」
そして応援団長になった瞬間、台の上に乗って長い鉢巻をして、みんなの前でこう言うんです。
「みんな去年は紅組が勝った!悔しくないのか!」
(悔しいー!)
「今年勝つからな!」
(おー!)
「今年は必ず白組が勝つ!なぜなら私がいるからだ!」
衝撃でしたね。
ずっと隣にいたカミさんが「あんたの子よ、あんたの子よ」って。