鴨頭嘉人直伝|もう悩まない!職場の人間関係を円滑にするコミュニケーション能力の鍛え方[1]

コミュニケーション能力の鍛え方

本記事の動画はこちらから▶コミュニケーション能力を着実に鍛えるたった一つの考え方

相手を変えようとするのではなく自分の「視点」を変えてみる

 

相手に関心を持つのではなく相手の関心に関心を持つ。

 

おおって思ったよね。

 

マジかと。

 

シンプルに表現してるけど深さもあって良い言葉だと思いました。

 

僕、相手に関心を持つ力がすごい強いから、ちょっと極端な言い方するよ?

 

人のせいにしている子を見ると、「お前それじゃ不幸になるよ。お前のその考え方がお前を不幸にしてるんだ。」ってぶわーっと動くわけです。

 

で、これをそのまま伝えちゃいかんと言ってるんです。

 

平本あきおっていうか、アドラー心理学かな?

 

アドラーなんですけどね。

 

そうじゃない。

 

相手の関心に関心を向けるんだ、と。

 

例えば、今の例だったらすごくわかりやすかった。

 

教育制度がないって言ったんだ。

 

相手の関心ごとはなんだ?

 

そう、つまり成長したいと思ってるんだ。

 

そうだよね?

 

だから教えて欲しいって、関心ごとなんだよね。

 

どう?

 

この状態って良くない状態なの? 

 

良い状態なの?

 

良い状態だよね?

 

なってくるわけ、転換が起きてるの。

 

「人のせいにしてる、だから彼女は不幸なんだ。」って相手に関心を持つと問題に見えるよね?

 

ところが相手の関心ごとに目を向けるとどうなる?

 

教育を受けたい、成長したいっていう関心ごとを見た瞬間に、めっちゃええ子やってならん?

 

要は自分の中で転換が起きるわけ。

 

相手を変えないで。

 

これすごくないかこれ?

 

平本あきおさん、さらっと言ってたけど、俺衝撃でどっしゃーんピカーンです。

 

あんまりいけなかった?

 

いやマジで俺これどっしゃーんピカンよこれ。

 

自分が変わるのよこれ?

 

これを自分に言い聞かせると。

 

相手に関心を持つと相手を変えようとしたくなんない?

 

俺めっちゃ、もちろん。

 

例えば話し方の学校の時とか特別なシチュエーションよね?

 

俺学長、生徒、「鴨さんから学びたい。」

 

「でも、自分で考えなさい。」

 

おかしいだろ?

 

こう言う時ズバーンと言う時もあるけど、基本的には。

 

次回:2)「部下の話をまずは聞く」ことがコミュニケーションの第一歩

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。