本記事は動画の【18:02】辺りから▶「もう人間関係で悩まない!」人生をもっと楽に生きる4つのコツ
「信頼関係を築く」ことで「津波てんでんこ」の考え方が成り立つ
どういう意味か分かりましたか?
「自分が死んだ時に生き残った人のことを、生きている間に考えておこう」という考え方なんです。
この津波てんでんこの4つのポリシーはバラバラではなく、つながっています。
一見すると矛盾しているように聞こえる言葉です。
だって、自分のことだけ考えなさい。
でも結果的に自分のことだけを考えて素早く行動すると、それが誰かの命を救うこともある。
これ相手を変えようとしてますかね?
変えようとしてないんです。
ただ、己が信じた行動を信じて選択し、誰かの目を気にすることなく素早く逃げていることによって、周りが「あなたの姿を見て自分で動けるようになる」
変えようとするのではなく変わる。
我々が今学んでいるコミュニケーションと共通しているところがあります。
そしてその信頼関係は、「いざ何かが起きた時ではなく、何も起きていない日常から信頼を築いておくことによってできるんだよ」って書いてあるんです。
まさしく日常、我々の学びで言うならばマインド、グレートプレゼンター、いつどこで誰といても普段から心の矢印を相手に向けるという考え方を日常持っておくから、信頼関係を構築できる。
そしてそのことによって日常から「てんでんこしよう。君は君の考え方で、僕は僕の考え方で行く。それで良いじゃないか」という信頼があるから、「たとえ相手の人が死んだとしても、それを自分のせいだと思う気持ちを少しでも軽くしようよ」という自分が死んだ後、生き残った人のことまで考えられるレベル。
それが津波てんでんこという言葉に込められているそうです。
素晴らしいと思いませんか?
つまり、「死を受け入れて生きよう」って言ってるんです。
違いますか?
「絶対死にたくない!」とか「1人も殺しちゃなんねえ!」って言ったら津波てんでんこなんか言えないんです。
そんな「生徒にバラバラに逃げろって言って、死んだら責任取れるんですか?」っていうような社会では、てんでんこは成り立たないです。