鴨頭嘉人公式|経営者や上司が身につけるべき正しい言葉の使い方[4]

正しい言葉の使い方

本記事は動画の【05:12】辺りから▶成功者は知っている!リーダーが身につけるべき「言葉の力」

経営者のほとんどは社員を見ていない!

 

僕はこれ、多くの経営者に指導してきました。中にはこんな方が多いです。

 

書こうと思ったら、書けないっていうことに気が付くんです

 

「書けない」って。そしてなぜ書けないかに自分で気付きます。

 

「そうか、俺は見てなかったんだ」。

 

会社の数字やお客様の声は見ていたが、社員のこと、全然見ていなかったっていうことに気付く方がほとんどです

 

そして、それでも100個書く経営者の方は、途中こんな経験をされます。

 

ノートを書けるようになると意識も見方も180度変わる!

 

書いている内に、涙が止まらなくなったって。

 

「山田君、いつも元気な挨拶ありがとう。いつも一番最初に来て、デスクを拭いてくれてる。いつも朝礼の時間にしっかりと集まってくれる。ちゃんと業務報告も、3日に1回してくれてる。そもそもうちの会社を選んでくれた。日本全国140万社もあるのに、うちの会社を選んで面接に来てくれた。うちが『採用』と言ったら、本当に入社してくれた。毎日出勤してくれている。残業をお願いすると、ちょっと嫌な顔をしても結局受けてくれる。なんて素晴らしいんだ。」

 

って。

 

お気付きになって、涙が溢れてくるそうです。

 

そこまで行ったら、朝礼でそのままノートを棒読みするだけで会社は変わります。

 

もっと言うと、ノートを読まなくても変わってしまう会社がほとんどですそう思っていることが、端々で出るからです

 

だから、ノートを書く前に喋ると、社員の元気を無くし、会社の業績が落ちる。

 

ノートを書く時点でもうすでに、管理職の心の中が変わっていき、普段の挨拶や、物の見方や、対処の仕方が全部変わるからです。

 

次回:5)鴨頭嘉人が語る!社員の『ストーカー』であれ!それこそ真のリーダーの役割だ

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。