鴨頭嘉人公式|経営者や上司が身につけるべき正しい言葉の使い方[3]

正しい言葉の使い方

本記事は動画の【03:32】辺りから▶成功者は知っている!リーダーが身につけるべき「言葉の力」

朝礼でスピーチする前に社員1人1人の良いところを100個ノートに書こう!

 

だからノートを買ってほしいんです。

 

どういうことか。

 

ノートに、例えばメンバーさんが10人いたら、ノートの一番上に10人分の名前を書いていってください。

 

出来れば2ページ分ずつ開けていってください。

 

そしてそこから、一人ひとりの社員さんの素晴らしいところ、100個ノートに書いてください

 

書くまで朝礼で喋っちゃダメです。人間は欠けているところにばかりフォーカスが行くようになっています

 

すると、欠けているところを社員に話してしまうんです。

 

でも、欠けてるところを言われて、社員の心のエネルギーがプラスになることはないです。

 

満たされているところを認められて初めてプラスの心になり、プラスの行動になり、それが結果的にお客様の信頼や売上、利益になっていくんです。

 

だから上司がやるべきことは、たった一つ。

 

社員さんの心のエネルギーをプラスに変えることです。

 

「説教」が意味をなさないことはノートを書けば分かる!

 

そのためには社員さんの素晴らしいところ、出来ているところ、満たされているところを言葉にするのが役割です。だからノートに名前を書いて、100個、社員さんの素晴らしいところを書くまで喋っちゃダメです。

 

喋れば喋る程、社員さんのエネルギーが下がって、売上が落ちたりクレームが増えたりするに決まってるからです。

 

社員のやる気を無くす最高の方法を言いましょう。

 

説教です。説教されたら、なんかすごく明るい気持ちになってテンション上がってやる気が高まるっていうタイプの人、います?いないですよね。

 

それは社員さんも一緒なんですよ。

 

だから、説教するのではなく、社員さんの良いところを伝えるんです。

 

だから100個、社員さんの良いところを書いてください。

 

次回:4)経営者がノートを書くと「いかに社員のことを見ていなかったのか」に気づく!

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。