鴨頭嘉人直伝|「承認」と「笑顔」で変わる!?仕事が好きになる部下の育て方[8]

承認と笑顔

本記事は動画の【13:06】辺りから▶優秀な人材ほど辞めてしまう…手遅れになる前にリーダーができること!

自分が我慢していることを他人が行っていると人は「許せない」という感情を抱きやすい

 

一花が言ってました。

 

小野先生、音楽の先生、休む度に嫌味を言う先生ね。

 

「一花、小野先生嫌いか?」って僕聞いたんです。

 

「ううん。嫌いじゃない。」

 

「え?でも小野先生が言うから嫌なんでしょ?」

 

「嫌だ。でもそれはしょうがないんだ」

 

「何が?」

 

「小野先生が休めないからだよ。」って言ったんです。

 

彼女は中学3年生なんでわかってくるんです。

 

学校の先生って部活を任されると休めないんです、1日も。

 

月曜日から土曜日まで授業やってるじゃないですか、学校の先生って。

 

で、部活の担任任されると、日曜日も部活なんです。

 

いつ休むんですか?

 

部活の先生って1日も休んでないんです。

 

しかも残業ってないんですって。

 

公立中学校の先生って。

 

ないんですよ?

 

だって部活で残業費つけてる先生の話聞いたことありますか?

 

部活はボランティアなんです、先生にとって。

 

で、恐らく小野先生は10年近くずっと日曜日子供いるのに、自分の子供を誰かに預けてボランティアし続けてるんです、10年間。

 

だから、学生の身分で休むなんて許せないんです、きっと。

 

次回:9)笑顔と承認を持ち合わせたリーダーになるための必須条件とは!?

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。