鴨頭嘉人直伝|「承認」と「笑顔」で変わる!?仕事が好きになる部下の育て方[7]

承認と笑顔

本記事は動画の【11:40】辺りから▶優秀な人材ほど辞めてしまう…手遅れになる前にリーダーができること!

「自分の価値観」をぶつけてしまうことの危うさ

 

あとはやるだけなんで。

 

この先生みたいになるだけなんで。

 

でもこの先生がやったことはたった1つなんですよ?

 

毎日来る度に「よく来たね。偉いね」って来ただけで認める。

 

こうも言ってました。

 

もちろん一花はできないんです。

 

出来が悪いから行ってるんで。

 

だけど、解けた問題をめちゃめちゃ褒めるんですって。

 

学校の先生はなんでできないかを毎回言ってくるそうです。

 

「なんでできないの?他のお友達ができているのに、なんで一花ちゃんはできないの?」って言うんだって。

 

でも塾の先生は他のお友達のことは一切言わないで、「一花ちゃんこの問題解けたね」って言うんだって。

 

わかります?

 

全然違うんです、彼女にとって見れば。

 

でも、どうですかね?

 

無意識だとこっちの先生やっちゃいません?

 

「みんなやってんのに、なんでお前だけやんねえんだ。お前責任感ねえんだよ」って無意識だと言っちゃいません?

 

もしくは思っちゃいません?

 

まあ思うのは良いか。

 

思っても言わないようにしよう。

 

思うのは出るかもしんない。

 

だって私たちがそう育てられてきたから。

 

そうですよね?

 

恐らくうちの学校の先生が変なんじゃないと思う。

 

学校の先生もそうやって育てられたんだと思うんです、自分自身が。

 

次回:8)「人を許せない」時の深層心理

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。