鴨頭嘉人の原動力――
それは、まぎれもなく
マクドナルドでの経験!
『どこで誰と出会い、
どんな時間を
共有するのか』
そのひとつひとつの選択が
未来をつくっていくんです。
だからこそ、
人生は自己選択。
自覚的に、意識的に、生きていこう!
<目次>
1.徹底的に情報不足をなくす!
2.すべてが繋がっている♪
本題に入る前に、お知らせです(≧∇≦)♪
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▼徹底的に情報不足をなくす!
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鴨頭
「今日は特別編になります。
今現在、
青森県弘前市の
マクドナルド
『102弘前店』
に愉快な仲間たちと来ています♪」

全員
「いぇーい♪」
鴨頭
「せーのっ!」
全員
「いいね(^o^)/」
鴨頭
「今来ているのは、まず……
うちのミュージックビデオを
撮影してくれている
playApartの代表・
酒井翔太郎(さかい しょうたろう)監督!」
酒井監督
「酒井でーす♪」
鴨頭
「『魔法の第一印象』の著者・
細野貴史(ほその たかし)さん!」
細野さん
「いえーい!」
鴨頭
「日本一たい焼・
山本隆司(やまもと りゅうじ)さん!」
隆司さん
「どーも!おはようございまーす♪」
鴨頭
「ヒロキングは今、
Facebookライブの中継をしております」
隆司さん
「そうでーす♪」
鴨頭
「この『102弘前店』というお店を
簡単に紹介すると……
まず、鴨頭嘉人がやっと店長になった
最初の店舗は、
宮城県仙台市の『仙台一番町店』という
お店です。
そのお店では
アルバイトスタッフさんとの
コミュニケーションが上手くいかず、
強引に上から目線で
従わせようとしたところ、
店長なのに
アルバイトスタッフから無視されて、
足が震えてお店の中に
入れなくなるまで追い詰められて。
その後、移動させてもらって
新店のオープンを任されたお店が
『102弘前店』です。
その『102弘前店』に着任してから
閉店候補店舗……
マンスリーセールスが
400万円くらいしか売れなくて、
ブレイクイーブンセールス・損益分岐点は
確か800万円くらいだったと思う」
隆司さん
「ほぉ」
鴨頭
「『赤字だから
このままだったら潰す』
という閉店リスト
に入っているお店が
何店舗かあるのですが、
その閉店リスト店舗の会議に
わざわざ行って
『今後はこういう施策で
いくらにします』
と宣言するみたいなのが
あったんだけど……
結果的に
1200万円を売ったので
約3倍です」
隆司さん
「3倍!?
うわー!聞きたい!!!」

鴨頭
「日本一の店長として表彰されて。
そこからはあらゆるお店、
どこのお店に行っても新記録を出して、
スーパーバイザーになって、
その時代のマクドナルドで
一番表彰された回数が多い店長。
自分で
『伝説の店長』
と呼んでいます♪」
全員
「(笑)」
隆司さん
「大事なことです♪」
鴨頭
「社内にそんな言葉はなかったからね。
僕が呼んでいます。
そのお店に来ております」
隆司さん
「いや~すごいですね!」
鴨頭
「でも、アレじゃない?
隆司さんも社名は言えないけれど
某吉野家にいたから」
隆司さん
「そうですね」
鴨頭
「ナショナルチェーンの飲食の仕組みとか
ある程度共通するところもあるし、
違うところもあるから、
いろいろ知りたいことが
あるんじゃないですか?」
隆司さん
「そうです。
今日どうしてもご一緒したかったのは、
鴨さんがマクドナルドで
25年間働いていたじゃないですか」
鴨頭
「うん」
隆司さん
「どういった目線で働いていたのかとか
今日一番聞きたいのは、
どうやって早く……
その当時、接客していたのかとか。
やっぱり回転数じゃないですか、
求められるのは」
鴨頭
「間違いないですね!」
隆司さん
「それで何を一番
心掛けていたかとかを
知りたいですね!」

鴨頭
「いいですね~!
マクドナルドって、
インストアという
ドライブスルーがないお店の客単価が
大体400~500円。
ドライブスルー店舗で
せいぜい600~800円。
客席でいうと、
飲食をしている人なら分かる言語ですが
1日8回転なんです」
隆司さん
「すごいですよね」
鴨頭
「100席のお店であれば、
8回転すると800人のお客様が
店内に来るという。
客単価が500円だと40万円、
1000人だと80万円というビジネスなので。
おっしゃるとおりで回転数や
サービスタイムという基準があって、
それを守らないと売上にならないんです。
これはマクドナルド全社共通で
サービスの時間の基準があります。
例えば、
お客様が注文してから
商品を渡すまでの時間を
『サービスタイム』と言って、
それが90秒以内なんです。
それ以外に、
お客様が店内に入って来られてから
商品を受け取るまでの
トータル体験時間を
『トータルエクスペリエンスタイム』
と言って、
それが3分30分以内という基準があって。
他にも、
お客様が注文し始めてから
注文確定ボタンを押すまでの
『オーダーテイクタイム』が30秒とか、
注文し終わってから
商品提供は60秒以内とか、
全部タイム管理されていて。
それが全部データ管理されていて
3700店舗で30分に1回、
そのデータがレジごとに出るように
なっているんです」
隆司さん
「それはすごいですね!」
鴨頭
「それを普通は
スーパーバイザーがチェックしたり、
店長がデータを見て、
自分の評価にされるから
何とか短くしようと思って
『早く走れ!』とか
『待たせるな!』とか
言っているんだけど……
俺は全然違っていて。
そのデータを全員、
アルバイトが見るように
していました」
隆司さん
「おお!」
鴨頭
「ようは『サービスタイム』というのは
自分のを知っていなきゃいけないから。
例えば、
レジの2番に入っている山本くんに
『今のレジで30分間、
お客様をあなたがサービスしたのは
25人でした。
客単価が500円でした。
セールスが7万5000円でした。
これはうちの平均よりも
20%高くて素晴らしいよ!
拍手!』
みたいな。
隆司さん
「おおお!」
鴨頭
「さらに
サービスタイムを短くするためには、
山本くんはオーダーテイクタイムは
基準の30秒よりも長い34秒なので、
もしかしたらお客様の注文を
『チキンタツタ
お1つでよろしいでしょうか?
マックポテト
お1つでよろしいでしょうか?』
と、ハッキリ聞こえているのに
復唱している回数が
多すぎるかもしれない。
全ては復唱しないで
『ここは確認したほうがいいな』
という時だけ復唱して、
それ以外は復唱しないようにすると、
この4秒が短縮できると思うよ……
みたいなことをやっていくわけです」
隆司さん
「いや~すごい!」
鴨頭
「そういう結構地味なことを
1個1個トレーニングしていくという。
当たり前だけれども、
サービスタイムって今言ったように
全部アルバイトスタッフさんしか
短縮できないんです」
隆司さん
「間違いないです」
鴨頭
「店長が吠えたら
短縮できるわけじゃないので」
隆司さん
「そうですよね」
鴨頭
「あまり上手くいかないお店というのは、
店長だけが知っていて
アルバイトは知らない。
それなのに店長がアルバイトに
『短くしろ!』と言っている。
この場合は、
まずアルバイトさんに
同じ情報をもってもらう。
なんなら、
その時間を短くしたくなるのは
俺じゃなくて、
アルバイトさんが短くしたい、と。
最初は徹底的にタイムのことを言うわけ。
それでタイムが短縮されていくじゃん。
その時に店長は、
笑顔が足りないんじゃないかとか、
商品を置くときにバーンと
置くんじゃなくて優しく……
それを『テンダーラビングケア(TLC)』
と言うんだけど、専門用語で。
そういうのをみんなが早くなって、
もっと短縮したいという
目標に向かっていったら、
今度は
『早ければいいんじゃねぇ!』
というトレーニングをしていって、
時間と丁寧さの
両方を上げていくのが
仕事だから」
隆司さん
「あれ?
なんかでも、それって今も……」
鴨頭
「(≧∇≦)♪」
隆司さん
「今、話を聞いていて
YAKINIKUMAFIA IKEBUKURO
とかでも……」
鴨頭
「同じですね!
全部マクドナルドのノウハウを
客単価2万円でやっているんです」
隆司さん
「うわ……!」
鴨頭
「YAKINIKUMAFIA IKEBUKUROも
和牛の刀も、俺から見ると
『客単価2万円の
マクドナルド』
なので」
隆司さん
「まさにそのままですね!」
鴨頭
「『お客様が来て
1分以内に
ドリンク出さないって
どういうことだ!
店を閉めるぞ、このやろう!』
みたいなことを」
隆司さん
「はいはいはい……」
鴨頭
「あの当時より
もっとパワハラになっただけで♪」
全員
「(笑)」

鴨頭
「言っている内容は全く一緒!
あとは情報だよね。
みんな情報を知っているから。
客単価とかインバウンド比率とか。
だからうちの子たちって
チップを貰っているので、
チップレポートというのを
出さなきゃいけないんです。
例えば
『イタリアンレストランなら
5000円以上のところに行きなさい』とか
『焼肉屋さんだったら
1万円以上のところじゃないとダメ』とか
基準があって。
そこに行ったら
そこで受けたサービスについての分析を
Facebookグループに
投稿しなきゃいけなくて」
隆司さん
「おお!」
鴨頭
「そういうことをやっている時に
聞くわけよ、
うちのアルバイトの子はそのお店の人に。
『このお店って
インバウンド率は何%ですか?』
と聞くと
『結構来ますよ』
としか答えてくれない」
隆司さん
「うわー!」
鴨頭
「でも、うちの子は
『先月は60%ですが
今月は80%いきそうです』
って言えるわけじゃん」
隆司さん
「間違いないです」
鴨頭
「だから、
情報をもっている量が
桁違いに違う
というのは、
俺がマクドナルドで店長をしていた時も、
他のお店の店長はアルバイトさんに
情報を提供していないけれども、
俺は全部提供していた。
今のお店もそう。
今の子たちはみんな
売上とか客数とか客単価とか
インバウンド比率とか、
あとは損益分岐点
『このお店がいくらだったら
利益が出るか』
を全員が把握しているので。
情報共有できれば
同じ観点で店は見られる
と思っているので」
隆司さん
「そういうことですね!
数字で会話をするというところですね!」
鴨頭
「もう数字!
『数字』が共有できて
いないのに
『思い』が共有できる
なんてことはない
と思うんです」
隆司さん
「うわぁ……!」
鴨頭
「だって経営者は、最終的に利益。
そのための売上、
そのためのホスピタリティで
リピーターを育てるとか、
そのための
サービスタイムの短縮とかなわけです。
それなのに手段だけを共有して
目的が共有されていないから、
コミュニケーションが上手くいかない。
俺はいつも
講座でも言っているけれども……
【人間関係の問題の
原因は1個しかない。
複雑ではない。
たった1個だ。
それは、
情報不足である】
だから徹底的に情報不足をなくす
というのを『102弘前店』でも
やっていたから、
この店は日本一になったし。
だって高校生のアルバイトの子が
損益分岐点を答えられたもん。
『800万円です』みたいな」
隆司さん
「やば!」
鴨頭
「『先月は600万円しか
売れていないので
赤字が200万円でした』
と答えられた」
隆司さん
「高校生ですか?」
鴨頭
「15歳の子が」
隆司さん
「すごい!」
鴨頭
「で、たまたま俺が
講演会で仙台に行った時、
その子がエステサロンの店長をしていて。
15歳の時に採用した子が。
その子は『よしこ』といって、
ホスピタリティの樹
(壁に模造紙で作った木の幹を貼り、
葉を模した紙には、
お店に来てくれた子どもたちの名前を
書いて貼り付けていくアイデア)
をクルールームに
貼っていた子なんだけれども、
その子は後に
このお店の店長に
なっているんです♪」
隆司さん
「やべぇ!カッコいい!」
鴨頭
「その後、卒業して、
仙台のエステサロンの店長をやっていて。
笑い話なんだけれども、
その子が俺の講演会に来て、
懇親会も来てくれて、
さあ帰ろうと言って夜の12時くらいに
『よしこ、
もう遅いから送っていくよ』
と言ったら、
よしこが俺に何と言ったかというと……
『店長、私、もう40です♪』と!」
全員
「(笑)」
鴨頭
「俺の中では15歳だから
心配で心配で!
『こんなに遅くまで
ごめんねみたいになったけれども、
ああそうか、お前はもう40なんだ!』
って」
隆司さん
「歴史を感じます!」
鴨頭
「めっちゃ笑った!
だから、
この店は鴨頭嘉人の
マクドナルドという
ビジネスの基礎を
作ったお店の中でも、
絶対一生忘れないお店
なので、
みんなと一緒に来られて
幸せでございます♪」
隆司さん
「めちゃくちゃ勉強になりました!」
細野さん
「勉強になりました!」
鴨頭
「まさか酒井監督がいるとは
思いませんでした♪」

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▼すべてが繋がっている♪
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今日は特別回で、
青森県弘前市のマクドナルド
『102弘前店』から
本編をお届けいたしました。
なんか感慨深かったですね……
今からもう28年前。
鴨頭嘉人は30歳とか
31歳とかだったと思います。
あの『102弘前店』で
挑戦したこととか、
人材育成で成果を出したとか……
出したというか
キレイごとでも何でもなく、
あの店のクルー、
アルバイトさんが
成果を出して
くれたんだよね。
それが
自分にとっての
成功体験になって。
「人を育てるときには
全部情報を提供して、
アカウンタビリティが大事なんだな」
という自分の中のアンカーになったし。
あの時に、
まだまだ業界の常識のない
真っ白な子たちと、
お店とか会社とかチームを作れば、
これまでの業界の人間には
できなかった革命が起こせるという、
あの成功体験があったから
『東京カモガシラランド』という会社で、
講演家がYouTubeで先に発信する
ということもできたと思うし。
今、
YAKINIKUMAFIA IKEBUKUROや
和牛の刀でやっている
『チップのモデル店舗』も
やれていると思うし。
鴨ブックスでやっている
コミュニティメンバーが活躍できるような
出版社の仕組みとか、
オンラインサロンの仕組みとか、
今やっていることの
一番の源……
あの店で試したことが
繋がっているな、と。

現地に行って、
その現地にいたメンバーと喋っていて
「繋がっていたんだな」
と思います。
きっとこれは僕だけじゃなくて
これを読んで下さっている皆さんも、
過去の体験が今の自分のスタイルとか
成果とか環境に、
きっと繋がっているんだと思います。
そう考えると
『どの場所を選んで
誰と会うか』
ということが未来をつくっているんだな、
と思うので、
これからもちゃんと自覚的に
『どこで誰と会うか、
どういう時間を
共有するか』
を意識的に生きていきたいなと
改めて思いました。
皆さんもぜひ選んでください。
人生は自己選択でございます!
それでは今日という最高の1日に……
せーのっ!
いいねー♪(^o^)/
P.S.
今週の鴨頭嘉人のプレミアムVoicyは……
かなり最新マーケティング!
『まだ見ぬお客様を
ファンにする』
たまたまでは起きないことですが、
今回の事例や内容を読んだ皆さんなら
再現できる内容です!
Webから申し込むと……