本記事は動画の【21:49】辺りから▶新人・アルバイトが辞めない組織の作り方 人材育成 – 仕事の価値は自分でつけろ
自分の価値に気づけない人が多いタクシー業界
スーパーヒーローどうですか?
男の子だったら子供の頃からみんな憧れてませんでしたか?
スーパーヒーローになりたい。ウルトラマンになりたい。仮面ライダーになりたい。困ってる人を助けたいって思いませんでしたか?
そんな仕事なんです。
だってスーパーヒーローってどんな存在ですか?
困ってる人がいない時には姿すら見せないです。そして困ってる人が現れた時だけ登場して、その困ってる人を救って去っていく。
ほら。そうでしょ。運賃だけ貰いますけど。
でもやってるアクションそうじゃないですか?皆さんが困った時だけ利用して、助けたら去っていってるじゃないですか。
でもほとんどの方が自分の仕事の価値に気付いてないんです。
タクシー業界にはスーツ族と呼ばれてる人達がいるそうです。
どんな方かというと、大企業で元々働かれていた人。その人がリストラに遭って、そのことを家族に黙っているそうです。言えなくて。
家を出る時はスーツを着たまま出かけるそうです。
会社に行ったらタクシードライバーのユニフォームに着替えて、一日働いて、終わったらスーツに着替えて家に帰って。
「部署が変わったからちょっと出勤時間が変わったんだ」
って嘘を付いて働いてるそうです。
自分の家族にすら自分の仕事が言えない人がいる。そんなことあっていいんですか?
だってこんなに素晴らしい仕事してるのに。
仕事の価値は変わらない。自己評価で価値を歪めているだけ!
はっきり言います。子供達の憧れの職業でもおかしくないんです。
でもどうでしょうか。本当にこの価値に気付いたら、タクシードライバーはどうなりますか?
「よし、今日は仕事だ」と。
あの人達は一日24時間中、21時間運転したりするんですよ。
自分の車に乗り込んで車のエンジンかけて、「さあ、行くぞ」ってした瞬間にこう思うでしょう。
「よーし、今日も俺は困ってる人を見付けるぞ。そしてその人を助ける。俺はスーパーヒーローだ。出発!」
ってなったらどうなるんですか。
その日一日の働く時の気持ち、変わりませんか?同じなんです、21時間どう思いながら働いても。
「俺はしがない運ちゃんなんだ。何でこんなことやんないといけないんだ。」って言いながら働いても、
「俺はスーパーヒーローだ。また一人助けた。また一人助けた。今日は18人も助けた。俺すごい。」
って思って一日終わっても同じじゃないですか。
違いますか?
同じ21時間。同じ運賃ですよ。
全部仕事のやりがいはここ(心)にあるんじゃないですか?違いますか?
他人の評価ですか?違いますよ。
自分の評価ですよ。
ああもう、はっきり言おう。自己評価なんですよ。