鴨頭嘉人公式|仕事の価値は自分で決めるもの!良い会社や組織の作り方[11]

自分でつける仕事の価値

本記事は動画の【21:49】辺りから▶新人・アルバイトが辞めない組織の作り方 人材育成 – 仕事の価値は自分でつけろ

自分の価値に気づけない人が多いタクシー業界

 

スーパーヒーローどうですか?

 

男の子だったら子供の頃からみんな憧れてませんでしたか?

 

スーパーヒーローになりたい。ウルトラマンになりたい。仮面ライダーになりたい。困ってる人を助けたいって思いませんでしたか?

 

そんな仕事なんです。

 

だってスーパーヒーローってどんな存在ですか?

 

困ってる人がいない時には姿すら見せないです。そして困ってる人が現れた時だけ登場して、その困ってる人を救って去っていく。

 

ほら。そうでしょ。運賃だけ貰いますけど。

 

でもやってるアクションそうじゃないですか?皆さんが困った時だけ利用して、助けたら去っていってるじゃないですか。

 

でもほとんどの方が自分の仕事の価値に気付いてないんです

 

タクシー業界にはスーツ族と呼ばれてる人達がいるそうです。

 

どんな方かというと、大企業で元々働かれていた人。その人がリストラに遭って、そのことを家族に黙っているそうです。言えなくて。

 

家を出る時はスーツを着たまま出かけるそうです。

 

会社に行ったらタクシードライバーのユニフォームに着替えて、一日働いて、終わったらスーツに着替えて家に帰って。

 

「部署が変わったからちょっと出勤時間が変わったんだ」

 

って嘘を付いて働いてるそうです。

 

自分の家族にすら自分の仕事が言えない人がいる。そんなことあっていいんですか?

 

だってこんなに素晴らしい仕事してるのに。

 

仕事の価値は変わらない。自己評価で価値を歪めているだけ!

 

はっきり言います。子供達の憧れの職業でもおかしくないんです。

 

でもどうでしょうか。本当にこの価値に気付いたら、タクシードライバーはどうなりますか?

 

「よし、今日は仕事だ」と。

 

あの人達は一日24時間中、21時間運転したりするんですよ。

 

自分の車に乗り込んで車のエンジンかけて、「さあ、行くぞ」ってした瞬間にこう思うでしょう。

 

「よーし、今日も俺は困ってる人を見付けるぞ。そしてその人を助ける。俺はスーパーヒーローだ。出発!」

 

ってなったらどうなるんですか。

 

その日一日の働く時の気持ち、変わりませんか?同じなんです、21時間どう思いながら働いても

 

「俺はしがない運ちゃんなんだ。何でこんなことやんないといけないんだ。」って言いながら働いても、

 

「俺はスーパーヒーローだ。また一人助けた。また一人助けた。今日は18人も助けた。俺すごい。」

 

って思って一日終わっても同じじゃないですか。

 

違いますか?

 

同じ21時間。同じ運賃ですよ。

 

全部仕事のやりがいはここ(心)にあるんじゃないですか?違いますか?

 

他人の評価ですか?違いますよ。

 

自分の評価ですよ。

 

ああもう、はっきり言おう。自己評価なんですよ。

 

次回:12)自分の価値を気づけている人が多いカフェ業界

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