今日は「講演家がこんなこと喋るか!?」っていうお話をしたいと思います。(笑)
それは、ファッションについてです。
僕は10年前から講演家になると決めてからずっと人前に立つ仕事をしているので、常に人に見られています。
そして講演家時代に、ある苦い体験がありました。
当時の僕は、すごく安くて、ヨレた靴を履いて講演をしていたんですね。
で、講演が終わった後の懇親会の会場で、僕のファンで何度か講演を聞きに来て下さっていた方が、他の人に聞こえないようにこっそり僕に耳打ちしてくれました。
「鴨頭さん。靴は良いのを履いてください。」
これ、結構ショックで。
ショックっていうのは、すごく自分自身も恥ずかしいと思ったけど、でもそれよりも僕を応援してくれている人が恥ずかしい思いをしていたっていうことですよね、きっと。
それがショックで。
そっか、僕はやっぱり人に見られる仕事なんだから、ファンの人も「さすがかもさん、かっこいいな」って思いたいんだなってわかって。
そしてそれを満たすのも僕の仕事の一つなんだなと思うようになったんです。
そこから初めてファッションの勉強をしました。
正直言うと、僕はマクドナルドで25年間働いていて、飲食業の方はもちろん個人差はありますが、どちらかというとファッションに無頓着な方が多く、僕自身もめちゃくちゃ無頓着で。
もう僕なんかは、マクドナルドでユニフォームを着たまま外を出歩いたり、照り焼きソースがついてるのに平気で外に出てました。(笑)
それぐらい全然無頓着だったので、そこからかなり勉強しました。
で、実際にはどういう風に勉強したかというと、スタイリストさんに一度ついてもらって、自分の肌の色のカラー診断や骨格診断を受けました。
その後もファッション雑誌を定期購読して、常に勉強し続け、もちろん今も勉強しています。
そんな僕が、今日はこの記事を読んで下さっている方がすぐに取り組める3つのポイントだけ!
この3つをまず意識すると、すぐにオシャレな感じが出せますよっていう、超初級編をお伝えしようと思います。
僕が男性なのでどうしてもメンズ向けの情報に偏り、女性の方の参考になるかはわかりませんが…
とにかく初級編、行ってみましょう!
▼ 初級編その1 コーディネートは下から
ついついコーディネートする時に、僕もジャケット好きだからジャケットから決めたくなってしまうんですが、そうすると最後に靴を履く段階になってちぐはぐになってしまって、バランスが整わないっていうことがよくあります。
で、コーディネートを整える一番のコツはやっぱり
「下から決める」
なんですよ。
具体的にいうと、「靴」
靴を、どれを履くか決めます。
そしてその靴とバランスの良いパンツを選びます。
そして次にトップス。上着を決めます。
冬場だったらその次にコートとマフラーっていうふうに、下からどんどん上に上がっていくようにコーディネートを決めていくと、ちぐはぐにならないですみます。
これ重要なポイントはなんで下からかっていうことなんですけど、一般的には「アイテム数」が関係しています。
靴とトップス、どっちの方がたくさん持っているかっていうと、一般的にはトップスの方が多くないですか?
ジャケットを10着持っている人だったら靴は5足、とか。
なので、トップスから選んでいくと、種類の多い方から選ぶので、最後につじつまを合わせることができなくなるんですよ。靴のアイテム数が少ないから。
だから靴の方から決めていく、これ、1つ目のポイントです!
▼ 初級編その2 色は3色までに抑える
大体2色か3色に抑えておくと、オシャレに見えます。
特にこれ男性の場合に多い特徴になります。
例えば一つの例として、イタリアでオシャレと言われる色のコーディネートでいうと
「アズーロ・エ・マローネ(azzurro e marrone)」というのが代表的です。
アズーロはネイビー(紺色)、マローネは栗のようなブラウン(茶色)を指します。
(ちなみにeは「アンド」って意味です。)
なので、ネイビーとブラウンでコーディネートするとオシャレに見えるという、基本中の基本の組み合わせです。
これ、日本人男性にも非常によく合う、すごく誠実で信頼に足る色なので、ビジネスシーンでももちろん活かせるし、カジュアルなスタイルでも、ニットであろうがデニムであろうがこのアズーロ・エ・マローネは非常に組み合わせやすいです。
特に男性はネイビー色の服はどこのブランドからもたくさん出ているので、誰でもできるコーディネートです♪
▼ 初級編その3 コーディネートを国でまとめる
コーディネートを国でまとめる、これどういうことかというと、
例えば僕は肩がなで肩をしていて、そして柔らかでセクシーな雰囲気を出したいと思っているので、もうイタリアの服を買うって決めてます!
もうジャケットは100%イタリアです。
そしてできればニット、シャツ、パンツ、靴もイタリアでまとめると、やっぱり形が整うんです。
僕とは反対に肩がいかり肩でがっしりとした方はイタリアよりもイギリスのスーツが似合う傾向にあります。ちょっと太りすぎているという方はアメリカを選ぶ場合もあります。
…でも正直いうと、日本人がアメリカの服を着るとあまりキマらなくて、ダサく見える傾向があるので、できればダイエットをして頂いて、イタリアかイギリスのものを着た方が、男性はかっこよくなります。
このように、国ごとに服をまとめるとあんまり知識がたくさんなくても、骨格にあったものでまとまったコーディネートができるようになってくるので、非常に服選びが楽になっていきますし、無駄な買い物がなくなります。
以上、すぐにオシャレになる3つのポイントは以下3つです❤️
1 コーディネートは下から
2 色は3色までに抑える
3 コーディネートを国でまとめる
▼ 本当の「オシャレ」とは
で、ここまで言っておいて、
そもそもオシャレとは何か?
ということについてお伝えしたいと思います。(笑)
僕はもともとファッションやアパレルには詳しくない人間だったので深くは追求してなかったんですけど、ある日ラジオを聞いていたときに、とあるハリウッドで活躍するカリスマファッションデザイナー(すみません、お名前は忘れてしまいました)の方がインタビュアーの方にこう答えているのを聞いて、僕はシビれました。
インタビュアーの方がたくさん質問をした後、最後に、
「あなたにとって、オシャレとは何でしょうか?」と聞きました。
するとその世界で活躍するカリスマファッションデザイナーの方はこう仰いました。
「オシャレとは、その服を着ている自分のことを好きになれること。
それが、オシャレだと思います。」
…..もう…..
くぅうううーーーっ!!!!!
って感じじゃないですか?(笑)
ようは、どんなブランドかとか、どんな形かとか、流行りかとか、そんなことじゃないと。
その服を着ているときの自分が
「あ、この自分好きだな、自分って素敵だな」
と思えるこの感情こそが、オシャレである。
僕は、もうその瞬間から僕のオシャレの定義をその方の仰った定義に決めました。
「このジャケットを着ているときの俺って最高だな!」
って思うこと。
この感情こそがオシャレなんですよね。
そのファッションデザイナー方の話を、僕の妻である明子さんに伝えようかな、と思ったんです。
だけど、明子さんと買い物に行ったときのこと…
明子さんがサッとコートを羽織った瞬間に、僕にこう言ったんです。
「ねぇねぇ嘉人、このコート似合うの私ぐらいしかいなくない?!
世界一似合ってるよね!!!」
はい❤️ 明子さんは、すでにオシャレな人でした。❤️
みなさんもぜひ、その服を着たときの自分が好きになれるような、
そんなオシャレな「感情」を大切にして頂けたらと思います💓
それでは今日も皆さんの一日が最高な一日になりますように!
せーの!いいねー♪
ばいばい💕
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