本記事は動画の【07:06】辺りから▶【特別授業】学生に贈る、仕事の価値は自分でつくる!
松下幸之助本人が語った自分が成功した3つの理由とは
例えばビジネスの世界で言うと松下幸之助さんというのは経営の神様です。
松下電器産業という会社を作って、すごいですよね?
でも松下さんはなんで成功したのかっていうと、本人がこう言ってます。
「私が成功した理由は3つある。それは私が貧乏な家に生まれて、頭が悪くて、体が弱かったからだ。」
って言ったんです。
意味がわかんないですよね?
松下幸之助さんのお家って兄弟がいっぱいいたんです。貧乏だったんです。
だから松下さんも12歳で丁稚奉公に出されるんです。家で食べるご飯がないから。
丁稚奉公ってわかります?
丁稚奉公っていうのは見知らぬ会社に放り込まれて、家は与えてくれてご飯は食べさせてくれるけど、給料なし、休みなし、有給なし、評価なしで永遠に働かされるっていうやつです。
12歳で商売の原理原則を体得した松下幸之助
でも松下幸之助さんは12歳で丁稚奉公に出されたおかげで、商売、商いの原理原則を体で覚えることができたっておっしゃったんです。
どういうことかと言うと商売の原理原則というのは、目の前の人に自分が何ができるかを一生懸命考えることなんです。
当時の言葉で言うと滅私奉公と言うんです。
滅するってなくす、私っていうのはわたくし、要は私のことを考えるのではなく、とにかく目の前の人に何ができるかを一生懸命に考えるっていう言葉なんですけど、
「それ(滅私奉公)を私は12歳の時から理論ではなく体、実践で学ばさせてもらった、だから私は商売で成功した。」
とおっしゃったんです。
そして「私は頭が悪かったから会社が大きくなった」っておっしゃったんです。
どういうことかというと、最終学歴が小2。だって12歳で学校出てるわけでしょ?
だから小2が最終学歴です。
「だからうちの会社の社員は全員私よりも優秀な社員しかいない。だから私は全ての仕事を社員に任せることができた。だからうちの会社は大きくなったのだ。」
って言ったんです。