「話し方の学校」を何回も行って辿り着いた「誰でも上手に話せるようになる方法」
いやほんとです、そういうふうに設計しているからですよ。
昔はバンバン、それをベーシックで教えたんですよ。
もちろん話せるようになる子もいた。でも、話せない子もいたんです。
そして、僕たちは毎回毎回、授業を変えてきました。
結論から言います。
教えなければ、教えないほど人は話せる。
これが我々が話し方の学校で、研究してきた成果です。間違いないです。
タカわかるよな、ずっと絡んできてるからな。
ヒロキングとか死ぬほどわかるよ、第一期からずっと言ってるから。
とにかく教えないということを徹底して我々は研究してきた。
ただトレーニングだけやってもらいます。
それを「宿題」と言います。
そうなんですよ。
つまり、教えて教えて教えて宿題をやらないと、人は喋れないですよ。
もちろん、もともとベースがたまたまあった人だけは、しゃべれるようになります。(ホワイトボードを指して)ここ教えるから。
でもね、ベース土台が小さければ、どんなにテクニックを覚えても、どんなに表現のテクニック覚えても辛くなるだけです。
重くて重くて、できないという思いになります。
話す力に大切なのは、テクニックではなく「話す時のマインド」
だからね、わざと教えてないんです。
土台大きくしてから教えたほうが、絶対しゃべれるようになるから。
だから、結論から言うと話し方の学校は、徹底的にマインドが広がるようなトレーニングをとにかくたくさん数多くやってもらい、テクニックはものすごくシンプルだけど使ったら効果的なものだけを凝縮して教えます。
重くならないということ。
僕たちは思ってるんですよ。
話すのがうまくなることよりも、話すことが楽しくなる方が豊かである。
だって私たちは話したいんだもん。
みんな小さい頃、学校から帰ってきたらこういったんですよ。
「ねー、ママ聞いて!」って。
学校の先生に家で話しなさいと言われなくても、お父さんお母さんに「今日なにがあったの」って聞かれなくても、「聞いて」って言ったぐらい、私たちはもともと話したいんですよ。
だけど、人前に出て話すの、嫌だと決めたんですよ、どこかのタイミングで。
それは、誰かが言ってるのを聞いたり、自分でそう言い続けてきた結果なんです。
3歳の赤ちゃんがいりゃあ、子どもたちは言わないですよ。
「私は、人前で話すのは苦手だ。」って。
いる?そんな子。いないですよ。
あとから作ったの、みんな。
量が人によって多少の違いがあるだけ。
でも、作ってるんですよ。
それを、書き換えていく。
それが話し方の学校。
まさにそれがベーシックコースなんです。