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お母さんが投げかけた、とある言葉で作られた「乙武洋匡さん」の自信
これは僕が考えたんじゃなくて、みんなも知ってるかもしれないし、YouTube見た人は知ってるかもしれないし、よみ人しらずって言われているぐらい有名な言葉ではあるんですけど「カラダは食べたものでつくられる。心は聴いた言葉でつくられる。」です。
僕、大好きなのは乙武洋匡さんのお母さんですね。
乙武洋匡さんて、生まれた時から四肢障害。
ようは両腕と両足がなかった。
つまり方から指が出ていて、太ももの付け根から足の指が出てました。
生まれた瞬間は初産初めての子供だったので、病院の先生はお母さんと乙武さんを会わせなかったそうです。
なぜならば、出産直後のホルモンバランスの悪い母体、お母さんの状態でそのぱっと見ですよ。
パッと見芋虫のような状態の赤ちゃんを合わせたら、気がふれる可能性があるからですよ。
だってパッと見は、芋虫に人間の顔だけついてる赤ちゃんなんですよ。
そんな一般的におぞましい姿を見せてしまったら、お母さんは気がふれる可能性があるそうです。
だから嘘をついて会わせなかったそうです。
「今は、保育器に息子さん入っていらっしゃいます。命に別条はありません。数日経ったら必ず大丈夫なるので安心してくださいね。」と嘘を言って会わせなかったそうです。
そして、数日経ってお母さんのホルモンバランスも少し整ってきて、しかも、何日も合わないと逆にそれが不安なる可能性があるので、いよいよ対面するということを決めます。
それでも、もしかしたら会った瞬間に気を失う可能性があるから、ストレッチャーという担架まで用意して、いよいよ対面したそうです。
そしてその芋虫にしか見えない、乙武さんを見た時お母さんは何と言ったか。
「なんて可愛い子なの」
「いい。あなたは何でもできるのよ」
この二言をお母さんは大人になるまで毎日言い続けたのだそうです。
「自信」は、自己肯定感を高め、目標を叶える手助けになる
「なんて可愛いの」
「あなたは何でもできるのよ」
乙武さんが小学校に上がって周りから「えーい、手なし!足なし!」って言われても、お母さんは毎日「あなたはほんとに可愛い」「あなたは何でもできるのよ」よって、毎日言い続けたそうです。
乙武さんは大人になってこう言います。
「僕は手足がなくて不便なことはあったが、何不自由なく大人になった。僕は自分が大好きなんだ。」
彼はものすごく自分が大好きなんですよ。
だから自分が思ったことは全部、実現しています。
本も書きたいと言って、本も書いた。
講演会やりたいと言って、講演会もやった。
教育を目指したいと言って杉並小学校の教員もやった。
議員になると言って議員にもなった。
あまりにも自信にあふれていて、女にモテすぎて、全ての女性は俺を愛してると思って、いよいよ手をつけて議員はクビになった。
ちょっとギリギリの話ですが。
障害を持って産まれた子っていうのは、セルフイメージがあまり上がらない傾向にあって自分のことを卑下する傾向にある。
するとどうなるかというと、女性と出会えなくなるんです。
だって俺なんて俺と付き合った女性は不幸になると思うから。
彼は違う。
俺と会った女はみんな幸せになると思ってんですよ、やばいんですよ。
危ないこと言いそうなった。
今は結婚して子供も生まれ、休みの日は子供とキャッチボールをします。
彼は手がほとんど普通の人と違うので、ちゃんとスポーツ用品店に特殊なグローブを専用で作らせて、そして息子にボールとグローブを渡し「よし投げろ!でもなあ父ちゃんは真ん中しか取れないから真ん中に投げるんだぞ!すごいお前は天才だ!何でもできる!」って言って子供を育ててます。
聴いた言葉でつくられてるんですよ、彼の心は。
それぐらい私たちは言葉によってつくられているんです。
次回:2)鴨頭嘉人が伝授!理想の未来の作り方