鴨頭嘉人公式|信頼関係を築くには「聴き力・洞察力・承認力」を磨け![25]

本記事は動画の【53:24】辺りから▶部下から尊敬される上司が行っている、たった一つの方法

トラウマを抱えている子には繰り返し同じ質問をしてみるのも1つ

だって部下の中にはね、コミュニケーションに対してトラウマを持ってる子もバンバン入ってきますからね。

 

ちょっといい例じゃないですけど、例えば親から殴られて育った子は上司が根本的に怖くてしょうがないですよ、最初から。

 

で、深く突っ込めば突っ込むほど逃げるんですよね、そういう子って。トラウマがあるんで。だからその時は深く突っ込むじゃなくて見てあげるんですよ。んーつって。

 

で、表情筋がピクってなったりとかね。

なんかここに本人が言いたいけど言えないものがあるなぁと思ったら「んーOK。もう1回同じ質問してもいいかな?」とか言ってもう1回同じ質問したりとかね。

 

今の質問で「最近モチベーション上がんない原因ってなんだと思う?」つって言った時に「いやちょっと最近自分の慣れが出たんだと思います」とか言っている時に「あっ違うなあ」みたいなね。

表情筋に変化に気づくことができれば自分の質問も自然と変わる!

「慣れが出たんだ」っていうのがあって本音じゃないなと思った時に、

 

「OKOK。もう1回同じ質問させてもらっていい?最近こうモチベーションが前は高かったじゃない?ね、すごい俺も感じてたし。でも最近少しそれが下がってきたって自分で感じてるってことだよね。

その原因って今改めて思ったことでもいいよ。なんかそんな小さなことでもいいし、今思いついたことでもいいからちょっともう1回考えてみて答えてもらっていいかな?」

 

とか言って全く同じ質問した時に「いや実は…」って出ることもあるので。

 

それはあなたが表情筋を見て気付いたからできる質問なんですね。

だからあくまでキャッチするための相手の声にならない声をキャッチするためのトレーニングを積んでほしいです。これから部下と話す時、表情筋を見るクセ付けてください。

 

そうするとなんとなくわかってきます。

次回:26)「聴く力」の男女差は歴然!圧倒的に高いのはどっちだと思いますか?

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。