組織改革に絶対欠かせない「ビジョンの力」とは?|鴨頭嘉人公式[7]

ビジョンの力

本記事は動画の【12:16】辺りから▶二流のリーダーは危機感を煽る!一流のリーダーは◯◯をする!

売上を上げるための「仕事」を忠実に行っていた鴨頭

 

僕新宿NSビルっていうお店の担当の時、このお店お昼がものすごい売れるお店で、具体的に言うと30分の売り上げが15万ぐらい行くんです。

 

客単価が300円台なんです。

 

ということはどういうことかわかります?

 

400人以上のお客様が来るんです、30分間に

 

それを当時の言葉で言いますよ?捌くっていう、そういうお店だったので。

 

僕いつもこのお店行くとサービスタイムを計ってたんです、ストップウォッチで。わかります?

 

要はお客様の注文時間とか注文してから商品を手渡すまでの時間、それを計ってたんです。

 

マクドナルド全部基準があるので。

 

お客様が列並んでから商品受け取るまで、トータルエクスペリエンスタイムは3分30秒以内じゃないといけないとか、

 

お客様のオーダーテイクタイム、お客様が注文してから注文し終わるまでが30秒以内じゃなきゃいけないとか。

 

それからトータルタイム、お客様が注文言い終わってから商品受け取るまでが60秒以内じゃないといけないとか、めちゃめちゃ細かくあるんで。

 

で、それが短ければ短いほど売り上げ上がるに決まってるでしょ?だって400人も来てるんだから。

 

遅かったらどんどんお客さん逃げていくんで。直結なんです、売り上げに。

 

鴨頭が今でも「ボス」と慕う人物とは?

 

だからいつもこの店ではお昼のピークと言われる時間に、ストップウォッチで計ってて、この時間があとどれくらい短縮されるにはレイアウトをどう変えたら良いよねとか、コンサルティングをやってたわけ。

 

まさにスーパーバイザーがやらなきゃいけない仕事ではあるんです。

 

それやってる時に僕のことを徹底的にトレーニングしてくれたおっさん。

 

僕がボスと言って、今でもこの人の電話かかってくると3コール以内に取らないと怒られるんで。

 

今でも、マクドナルドもう辞めてますけど、僕に一番影響与えてくれた人、藤本孝博って言うんですけど。

 

この人が営業本部長として原田泳幸に呼ばれて東京エリアを担当してたんです。

 

僕なんかより2個か3個くらいタイトル上の人ね。で、僕が一生懸命この新宿NSビルでストップウォッチ計ってる時に来たんです、ボスが。

 

次回:8)語らなくとも伝えられる!藤本孝博が鴨頭嘉人に示した「ビジョンの力」

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。