組織改革に絶対欠かせない「ビジョンの力」とは?|鴨頭嘉人公式[4]

ビジョンの力

本記事は動画の【06:29】辺りから▶二流のリーダーは危機感を煽る!一流のリーダーは◯◯をする!

日本人のプライドを取り戻す!藤田田が持っていた強い使命

 

で、当時藤田田は表にはこれ出してましたが、表には出ない言葉として社員達にこう語っていました。

 

その言葉もちょっと紹介します。こうです。

 

「我々は日本人に肉を食べさせて、アメリカ人と同じ体の大きさにする」

 

って言ったんです。

 

これどういう含みがあるかって言うと、当時の日本は敗戦国。アメリカに負けたわけですよね、戦争に。

 

プライドがズタズタになってて、そして高度成長でなんとかプライドを取り戻そうという時代背景があります。

 

その時に日本人は、アメリカ人が日本に来たわけじゃない。ほとんど植民地状態だった時代があるので。

 

その時アメリカ人を見て驚いたそうなんです。なんてでかいんだって

 

当時の日本人って太ってる人1人もいなかったんで。

 

みんな栄養失調でガリガリで小っちゃかったんです。

 

ところがアメリカ人は筋骨隆々でデカかったわけ。

 

それを見て「これは負けるわ」と。自信を失ってた。

 

その時に藤田田はこう言ったんです。

 

「日本人は肉食ってねえんだ。アメリカ人は肉食ってる。だからあんなにデカくて強いんだ。だから日本人に肉を食わして、アメリカ人と同じ体のサイズにするんだ」

 

って社員に語ったんです。

 

「ビジョンの力」に心底共感するから人の心は動く!

 

マジかと。つまり何が言いたいかと言うと「売り上げ上げろ」なんて言葉言ってないんですよ、藤田田は。

 

「いいか、日本人のプライドを取り戻すためには肉を食わせるしかねえんだ。」

 

って語ったんです。

 

わかります?この壮大なビジョンの語り方。

 

藤田田は本当にそう思ってたんだと思いますけど。

 

それに痺れたんです。だから社員たちはどの会社の社員よりも働いたと言われています

 

しかもそれは単なる長時間労働じゃない。

 

とにかく今まで食べてない人に食わせるんだ。もう食文化を作ってるんだっていうクオリティですよね、エネルギーです

 

それくらいのエネルギーでマクドナルドって立ち上がったから、あんなに短い期間に外食産業No. 1に一気に上り詰めたんです。

 

じゃなかったらあり得ないですよね?

 

単なるビジネスモデルで3,700店舗オープンできますかね?

 

できないと思います。

 

やっぱりビジョンの力があったからだと思います。

 

次回:5)鴨頭嘉人の実体験!存在がなくても「痺れてしまう」理由とは!?

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