鴨頭嘉人直伝|売上アップ!最大限の成果を発揮する方法[12]

圧倒的な仕事力

本記事は動画の【25:39】辺りから▶圧倒的な成果を上げる『仕事力』あの人はなぜ、いつも成果を出し続けられるのか?

「売れる」と思わなければ商品は売れない

 

要は店舗開発部は60万、営業が60万でやりますって言うと60万円用のキャンペーンのコストをマーケティング本部がつけてくれます。

 

わかります?会社ってそういうもんなんで。

 

で、僕は100万だから100万分よこせってマーケティング本部に言うんですよ。

 

マーケティング本部は「鴨頭さんっていうスーパーバイザーさんが100万って言ってますけど、大丈夫でしょうか?」って店舗開発部に言うんですよ。

 

店舗開発部は「絶対に無理です。あの鴨頭って田舎もんなんでオープンは売れると思ってるけど東京は売れませんから、60万にしといてください」って言うわけですよ。

 

そうしたらマーケティング本部から60万の予算出してくるわけ。

 

「ふざけんなてめえ、100って言っただろ」って言ってやるわけですよね。

 

そしたら「いや店舗開発部が言ってますんで…」、「話になんない俺が言う!」って言って、店舗開発部に乗り込んでいって、

 

「どういうことだ、営業が売るっつってんのに何勝手に下げてんだ、オープンするまでの責任は店舗開発部だろう。じゃあ聞くがオープンした後の責任者は誰なんだ?責任取れんのか!」

 

「いやとれません」

 

「誰が取るんだ!」

 

「営業です」

 

「じゃあ俺の責任なんだから、100万にしろよ!」

 

って言ってやるわけですよね。

 

合ってますよね?なんかおかしいですかこれ。

 

で店舗開発部の人は困り果てて最後は投げ捨てるようにこういうセリフ言ったんですよ。

 

「そんなこと言ってきた人いない。下げろって言ってきた人しかいない」

 

ってわけですよ。

 

で、僕は言いましたよ。

 

「それは今までご迷惑をおかけしました。うちの営業が。」

 

それはそうでしょ、店舗開発部が売れるって言ってるのに売れないって上から言うわけでしょ。

 

でも僕は知ってるんですよ。

 

営業が売れないって言えば売れないんですよ。

 

そらそうでしょ?

 

売れないと思ってるのに売れるか?

 

そうよね?

 

だから今まですみませんって謝ったんですよ、僕は営業の人間だから。

 

僕は勝手にそういう責任感を広げるタイプなんで。

 

すみませんでしたって。

 

でも大丈夫です、100万売り切って見せますからって言って、マーケティング本部が渋々ね「本当に大丈夫なの?鴨ちゃん」って。

 

マーケティング本部の人はフランクなんですよね。

 

あんまりカチカチじゃない。

 

店舗開発部はカチッと。

 

マクドナルドって本社勤務の人って大体引き抜きなんですよ。

 

ガチな人たちでね。

 

で、マーケティング本部は緩いんですよ。

 

電通さんに任しとけば良いよみたいな、マックの社員のメンバーはね。

 

大したことない奴らなんで。

 

「鴨ちゃん本当に大丈夫なの?」とか言って。

 

「俺見に行っちゃうよ」とか言って、見に行っちゃうよってデータ出るんだからわかるだろって。

 

俺たちいつも晒されてますから。

 

いつでも見にきたら良いんだ。

 

で、100万円の予算もらってやったんですよね。

 

次回:13)目標達成のために鴨頭嘉人がとった意外な行動とは!?

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。