鴨頭嘉人直伝|売上アップ!最大限の成果を発揮する方法[11]

圧倒的な仕事力

本記事は動画の【22:52】辺りから▶圧倒的な成果を上げる『仕事力』あの人はなぜ、いつも成果を出し続けられるのか?

「同じエリアで2店舗閉店」曰く付きの店舗に指名された鴨頭嘉人

 

ちょっとこの辺ニュアンスが難しいんですけど、わざとヘタレな言い方しますよ、わざとヘタレな。

 

店舗開発部のデータは机上のデータなんです。

 

商売机上通りに行くことと、机上通り行かないこと、どちらの方が確率論としてどっちが多そうですかね?

 

確率論として。

 

一般的には机上よりも下回るんですよ。

 

だからやっぱりそこまで売れないお店が多いんですよ。

 

んで、僕が着任した中村橋店っていうお店は、まあ月商でいうと1400万ギリギリ。

 

正直言うと中村橋店というのは曰く付きで、今までに同じ商圏内で2店舗閉店してるんですよ。

 

予想通り行かなくて、赤字で。

 

で、3店舗目なんですよ。

 

もちろん前の店閉店させて開けるんですよ、新しいお店を。

 

だからもう3度目の正直、これが失敗したらこの商圏は一生出さない。っていう最後の決断の時。

 

その時に僕が着任したんですよ。

 

僕にしたら超ラッキーね。

 

これで成功さしたらね東京に鴨頭ありってなるわけですよね。

 

やっぱりあいつ東北だけで成功、東京もんはバカにしよるから。

 

田舎で売り上げ出してた奴だろみたいな。

 

東京もんってそうじゃないですか、そういうところあるんで。

 

そこ勝負ですよね、鳴り物入りになったんで僕。

 

あいつすぐ次のタイトル行くんじゃねっていう評判だけは高かったんで。

 

何でかっていうと表彰されてるから、全国で。

 

アメリカまで研修行ってるんで。

 

名前だけはすごい売れてるんですよ、鴨頭って。

 

何者だと本物か、偽物かと。

 

大阪の奴らはあいつ偽物やとか勝手に思ってたんですけど。

 

でも東京でもそんな感じだったんで、すごい注目されてたんですよ。

 

そのお店の初日の売り上げ予測によって、プロモーション費、コストが決まるんですよ。

 

当たり前ですよね、売り上げが高いんだったらある程度コストかけれるし、低いんだったらかけられないじゃないですか。

 

その時の初日の売り上げ予測が店舗開発部の予想によると60万だったんです。

 

まあ多分妥当なんですよ。

 

1200万で初日60万、東京だからね。

 

田舎だったら初日だけドンと上がるけど、もう珍しくないんで。

 

だって3700店舗開ききってもう多すぎんじゃねって言ってた頃、閉めた方が良いですよ、原田さんって言ってた頃なんで、どっちかっていうと店舗がオープンするのは珍しくも何ともないんですよ。

 

しかも3回目のオープンだから、その同じ商圏内で。

 

飽き飽きしてんですよ。

 

そのお店から徒歩で10分のところに2店舗あるんですよマクドナルドが。

 

同一商圏に2店舗あるんですよ。

 

出さんでも良いんじゃない?みたいな。

 

でも最後の勝負やってみようやみたいなギャンブル店舗だったんで、僕は営業の人間として突き返したんです。

 

「60万、違う100万だ、100万分のコストよこせ」って言ったわけです。

 

次回:12)「売れると思わなければどんな商品も売れない」鴨頭嘉人流営業のススメ

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。