鴨頭嘉人直伝|売上アップ!最大限の成果を発揮する方法[1]

圧倒的な仕事力

本記事の動画はこちら▶圧倒的な成果を上げる『仕事力』あの人はなぜ、いつも成果を出し続けられるのか?

マクドナルドで店長になる前に最初に学んだこと

 

僕はラッキーなことにマクドナルド時代からめちゃめちゃビジネス脳を使わなきゃいけない環境にいたんです。

 

例えば店長になるまでは埼玉県のお店で働いてたんですけど、すごく運の良いことにいつも人がいないお店だったんです。

 

人手不足の店しか経験してません。

 

当時マクドナルドが、無茶苦茶売れてたって言うのもあります。

 

僕が入社した頃はサンキューセットとかやってたんですよ。

 

もう鬼のように売れてたんです。

 

具体的に言うと、3階建てのマクドナルドとかで働いてるじゃないですか、フロアサービスって言って客席の回転数を上げるっていう仕事なんです。

 

要はお客様にサービスするんじゃないんですよ、客席を回すんです。

 

1日に24回転とかなんですよ。

 

意味わかります?

 

居酒屋さんって1日3回転とかなんです。

 

3回転って分かります?

 

要は30席あったら90人お客様に買ってもらえれば3回転、1つの席に3回お客様が座るから。

 

それを回転数って言うんです。

 

居酒屋さんって2.5くらいなんですよ普通は。

 

3回転回ってるってよっぽどすごい居酒屋なんで。

 

マクドナルドって24回転っていう飲食業からしたらちょっと意味がわからない、ありえないんです。

 

それくらい回すっていうことをやるので、売れてる時代ってどんなだったかと言うと、例えばフロアサービスっていう仕事を覚えたての頃にお客様がハンバーガーとポテト食べ終わって、ドリンクが終わったのかな?くらいの時に「お客様、お下げいたしましょうか?」とか言うじゃないですか。

 

て言うと、先輩から上司からバンって、「何言ってんだお前!」って、「いいか、ハンバーガーがなくなってたらお下げしましょうか」って言うんだっていうトレーニングなんです。

 

意味わかりました?

 

僕はハンバーガーとポテトがなくなって、あとドリンクって残量見えないんですよ、マクドナルドって。

 

居酒屋さんは見えるよね?

 

どれくらい残ってるかわかんないから「お客様トレーお下げしましょうか?」って言うんですよ。

 

お客様がありがとうございますって言ったら下げるんです。

 

でも上司はバコーン殴ってふざけんなって。

 

バーガーがなかったらポテト残ってても下げてこいっていうトレーニングですよ。

 

わかりました?

 

やっとついてきたでしょ、やっと意味が分かったよね。

 

そういう時代なんですよ。

 

帰せと。

 

何でかっていうとマクドナルドってハンバーガー先に買うんですよ。

 

3階建てのお店ってどうなってるかっていうと昼ピークの時間帯お客様が階段から1階まで並んでるんです。

 

そのお客様買い終わった商品持ってるから。

 

わかります?

 

もう冷めるんですよ、ハンバーガーもポテトも。

 

でも客席がないから立ってるんですよ。

 

そのお客様のこと考えろてめえっていうビジネスモデルです。

 

そういうの最初に覚えました。

 

要は人手不足でどうやったら人を辞めないようにさせるかと、人手不足なんだけどお客様だけは死ぬほど来てる時どうやって回転させるかみたいな、そういうの最初覚えたんですよ

 

次回:2)マクドナルド時代鴨頭嘉人が経験した大きな挫折

 

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。