鴨頭嘉人が絶賛するキングコング西野さんの「アナロジー思考」
俺、西野亮廣が好き過ぎて、西野亮廣の脳みそをコピーしたいなと、自分の中に。
「この人の思考回路をコピーできたらだいぶ生きやすいな」って思って。
自分なりに自分が取れてる情報の中で考えて、今いわゆる普通に使われてる言葉で言うとやっぱりアナロジー思考がすごいなと思ってて。
いわゆる具象。1つの具象を見て、それを1回抽象化して、それをもう1回具現化してちゃんと形にしていくっていう、この能力が異常だなと思ってて。
それを最初に自分自身が情報取ってて気がついていったのが、お土産の話だったんですよね。
鴨頭嘉人
西野亮廣
はい。
要は「絵本を売るためには絵本を売ってたんじゃダメなんだ」っていう風にずっと思ってたからこそ、多分抽象化ができるようになったんだろうなって思っていて。
「お土産屋はなんで潰れないだろう?」「人間はなぜお土産を買うんだろう」って言った時に、自分の目に見えない体験を形にして持っておきたいんだっていうのが抽象化じゃないですか。
でも多分抽象化までいくのも結構難しいんですけど。
鴨頭嘉人
西野亮廣
なるほど。
えんとつ町のプペルで展開した詰め将棋的な美しいマーケティング術
抽象化までいって止まる人もすごく多いと思って。
そこからじゃあ光るプペルの絵本展みたいな、絵本展にしてそこでお土産にして絵本を買ってもらって、
しかもそれを自分1人でやったら拠点がそんなたくさん作れないので、同時進行でいけるように、誰でもそれを公開にしていくっていう風に具象化するところの美しさが半端ない。
鴨頭嘉人
西野亮廣
好きなんですよ。
ですよね。
鴨頭嘉人
西野亮廣
詰め将棋みたいなのが好きなんで。
俺すごいと思うそこが。抽象化も難しいんです。
でも僕なんかは講演家なので、結構抽象化ができないと講演ってできないんですよ。
これすごく重要なことなので、でもある意味ですよ、講演家だけで生きるんだったら抽象化で、言語で売れちゃうんですよ。
具象化まで落とさなくても食っていけるんですよ。
鴨頭嘉人
西野亮廣
なるほど。
でも完全に具象化のところまでをきれいに形にされてて、しかもそれをスケールさせることもできてるじゃないですか。
こんな人、日本人に今まで1人もいなかったなと思って。
鴨頭嘉人