「えんとつ町のプペル」で世界を変える!西野亮廣×鴨頭嘉人の神対談③

キングコング西野さんにとっての作品づくり。その原点を語る

西野亮廣
西野亮廣
いやだけどいろいろ考えたんですよ。いろいろ考えて。

 

最初はやっぱり、それはいろんなところに言っておりますが、やっぱり作った作品はお客さんに届かないとやっぱり作ったこととしてカウントされないから。

 

届けて初めて完成であるっていう、それまではやっぱり未完成である。

 

要は絶対に育児放棄はしない、作品の

 

もう作ったらちゃんと育て上げるっていうところから、まあちゃんとそのマーケティングの事とか、たしなみとして入れておかなきゃいけないなっていうところからスタートしたんですよ。

ですが、それをずっとやってるうちに、次のテーマに移ってですね。

西野さんがマーケティングまで考えるようになったきっかけとは

西野亮廣
西野亮廣
結論ですね、いろんなクリエイターさんいるじゃないですか。

 

作品の売上で次回作を作るっていうサイクルが美しいとされているんですが、クリエイターとしてすごいものづくりに100%振ってる感じがして。

 

作品の売上で次の作品作って、またこの作品の売上で次の作品作るっていう、このサイクルしていると最終的に作るものは、これ商品になってしまう

 

これ作品と商品の定義が違って。

商品っていうのは既にニーズがあるところに球を投げる。。

はいはい。。
鴨頭嘉人
鴨頭嘉人
西野亮廣
西野亮廣
作品っていうのは、作者の思想理念みたいなのを具現化したもの。要はニーズなんてどうだっていいと。

作品の売上で作品作るってやっているとですね、どっかのタイミングで当然ヒットしないとこの流れが止まってしまうから、じゃあ「ヒットするような作品」ってなってくるじゃないですか。

 

そうすると今流行ってるのは何なの?じゃあこれじゃないの?

 

じゃあドラマを作ります、映画を作ります。じゃあイケメンちょっと入れておこうか。じゃあ恋愛シーンちょっと入れておこうかってなってきたら、これはもう商品だよね。

 

僕は商品にはあまり興味がないんですよ。

 

商売されてる方はすごく好きですよ。ただ自分は、商品は届けることにあまり興味がなくて、基本的には作品を作ることにしか興味がない。

ってなったら、作品以外の売上で作品を作らなきゃいけないなっていう風になって。

 

言うたら僕の場合は絵本を出しているんですが、絵本が1冊も売れなかったとしても、次回作がちゃんと作れるっていう状態を作った上で制作活動していかないと、最終的には作れなくなるなとか思って。

 

そこから結構周りを固めるっていうようにしました。。

 


次回:4)西野亮廣が「世界で1位」を獲るために180度変えた人生観とは?

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。