悩めるリーダー必見!部下のモチベーションを爆上げする「承認力」の使い方|鴨頭嘉人公式[7]

モチベーションが爆発する仕組み

本記事は動画の【12:46】辺りから▶モチベーションが爆発する3つの仕組み

キャンペーンの「目的」を理解して伝えることが効果を最大化させる近道だ!

 

だから何の変哲もないスタンプラリーというキャンペーンが、とてつもなく売上をドライブするキャンペーンに育っていってしまった。

 

僕、この店で初めて教わりました。

 

本当に最大効果を生み出すキャンペーンとは、キャンペーンの企画の内容なんかじゃない。

 

ディスカウント率なんかじゃない。

 

本当に効果の出るキャンペーンとは『スタッフがどれだけそのキャンペーンの目的を理解して、お客様に喜んでもらえると思って伝えているか』です。

 

実際、マクドナルドはこの次の年、3,300店舗の大ナショナルチェーンレストランになります。

 

3,300店舗で共通のキャンペーンをやります。

 

今でもやってますよね。

 

何とかシェイクとか、何とかフルーリーとか、何とかバーガーとか。

 

今何やってんの?

 

(今、甘夏みかんシェイク)

 

甘夏みかんシェイクとかを、全店舗でやるわけです。

 

で、やる度にセールスの分析をやるんです。

 

本社の頭の良い人が。

 

でもキャンペーンの売上効果が同じ店は1店舗もありません。

 

下手すると2桁違うんですキャンペーンの効果。

 

もちろんこのことを店長にフィードバックすると、店長は言います言い訳を。

 

「それはあの店とこの店では商圏が違う。客層が違うからです」って。

 

本社の人間頭良いですから、ちゃんと同じ商圏データ、同じ客層データで比較して、それでもセールス効果は桁が違うんです。

 

大切なのはキャンペーンの内容ではなくスタッフの「理解度」とキャンペーンへの「想い」

 

つまりその違いはキャンペーンの内容じゃないです。

 

そのお店のスタッフがどれだけその目的を、メカニズムじゃないですよ?

 

目的を理解して伝えているか。

 

この店のスタッフは単なるスタンプラリーじゃなかった。

 

このキャンペーンはお客様がマーケティング部員になってくれる。

 

お客様がお客様を連れてきてくれる。

 

間違いないってなっちゃったんです。

 

そしてお客様に伝わったんです。

 

みんな心からお願いしてました。

 

「お願いします。うちのお店危ないんです」って。

 

想いが伝わるんです。

 

メカニズムが伝わるんじゃない。

 

スタッフの想いが伝わるんです。

 

次回:8)業績アップにつながる!スタッフのモチベーションを向上するたったひとつの方法

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。