本記事は動画の【16:13】辺りから▶リーダーシップの定義、マネジメントとの違い
「リーダーシップには強い意志」「マネジメントにはきめ細やかさ」が大切である
あくまで中間管理職のリーダーシップっていうのは、組織と繋がった管理職じゃないとダメです。
ということは、経営者の人というのはいつも大切に見守らなきゃいけないのは、中間管理職と自分が繋がっているかを見てなきゃダメです。
中間管理職をすっ飛ばして現場の人とコミュニケーションをとるのは、全く意味がありません。
とにかく自分の側近、直属と繋がっているということをモニタリングするのが経営者の仕事です。
そして中間管理職は自分が指し示している場所が、社長が指し示している場所と同じじゃなきゃいけない。
それを確認していかなきゃいけないということです。
そして強い意志が必要になってきます。
対してマネジメントは少し違います。
マネジメントはきめ細やか、とにかくきめ細やかさが必要です。
そして何度でも繰り返すということが必要になってきます。
何度でも、です。
1回言ったから終わりとかないです。
よく企業のリーダー研修とか、幹部研修とかやるとよく聞かれるんですけど、「鴨頭さん、そうは言いますけど私たちも忙しいんです。社員に一体何回言えば良いんですか?」って聞かれるんです。
答えは、伝わるまで、です。
回数じゃないです。
だって、みなさんもそうじゃないですか?
部下によって違いません?
例えば1回言ったらピーンとくる子もいれば、10回言っても全然違うことを考えてる子もいる。
20回言っても「はいはい」言うだけ、返事は良いけど全然違うことやってる子もいますよね。
もしくは人だけじゃないです。
案件によっても違う。
例えば、簡単なことを言えば「この箱は右側の部屋に入れてね」は1回で伝わるかもしれないけど「お前課長になって、このチームを率いてみろ」は、1回言ったくらいでできるようにはならないですよね?
だから相手によっても回数は違うし、任せる仕事の難易度、難しさによっても何回言えば良いかは違いますから。
つまりリーダーの人たちは「何回言えば良いんだろう?」って質問の答えはいつも伝わるまで伝え続ける。
これがゴールになります。
何回か回数は関係ありません。
伝わるまでです、お願いします。