強い組織を作る人材育成「リーダーシップ」と「マネジメント」の違い|鴨頭嘉人公式[2]

リーダーシップとマネジメントの違い

本記事は動画の【02:20】辺りから▶リーダーシップの定義、マネジメントとの違い

リーダーシップとマネジメントが業績に直結する

 

なぜならばリーダーシップとマネジメントが一番難しいからです。

 

「わかった」ぐらいじゃできないからです。

 

また、リーダーシップとマネジメントの恐ろしさというものがあって、例えばハンバーガーを作る技術や売る技術っていうのは下がらないです。

 

熟練度の世界なので。

 

たくさん作って長年働いてればだんだんレベル上がりますよね?

 

そうですよね?

 

ところがリーダーシップとマネジメントは恐ろしくて、たった一人のリーダーが間違ったリーダーシップを発揮すると何が起きるかと言うと、どんどんスタッフが辞めていきます。

 

つまり、マイナスがあるんです。

 

長年働いている人でも、リーダーシップを間違える人がいます。

 

極端に言うと入社したばっかりの時はすごく正しいリーダーシップを発揮していたのに、だんだんズレていって店長になった時にはすっかり間違ったリーダーシップを発揮して、お店を潰していく店長がいるんです。

 

だからマクドナルドすごくわかりやすかったです。

 

例えばA店とB店というお店があったとして、A店がいつも業績が良くて、例えばスタッフも辞めないし、売り上げも高いし、利益率も非常に高いとしましょう。

 

で、B店は逆。

 

ひどいんです、スタッフどんどん辞めていくし、いつも雰囲気暗いし、クレーム多いし、売り上げどんどん落ちてるんです。

 

これを改善する方法はものすごく安易な方法があって、簡単に改善できます。

 

A店とB店の店長を入れ替えます。

 

すぐに業績が変わります。

 

お店の問題じゃないんです。

 

店長のリーダーシップとマネジメントの問題が、業績の全てに現れています。

 

これ超実験実証済みです。

 

マクドナルドの場合は3,700店舗もあるので、そういう事例があるので明確に言い切れます。

 

個人商店みたいな2,3店舗だったらなかなか、立地の問題かなとか、アルバイトスタッフさんの気質かなとか、ここには長年いるヌシみたいな人がいるからかなとか、色々思うかもしれませんけど、マクドナルドわかってます。

 

どんな状況であろうが、店長が変わったらお店は変わります。

 

次回:3)マクドナルドが業績をあげるために行ったことは〇〇だ!

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。