本記事は動画の【37:43】辺りから▶ビジネスで結果を出し続けるリーダーは何を考えているのか?【超一流の思考回路】
どの時代も「変化」に柔軟に対応できた会社が生き残ってきた
今日本でナンバー1の企業ってなんていう会社ですか。
TOYOTAですよね。
じゃあTOYOTAってもともと何の会社でした。
紡織機械の会社ですよ、車屋さんじゃないですよ、もともとは。
それが日本のモータリゼーション、戦後のモータリゼーションが来た時に、いきなりこれからは車だって社長が言ったんですよ。
全社員が抵抗したそうですよ。
何言ってんですかって俺たち違うでしょうって車じゃないでしょうって。
それだけじゃない。
愛知県中の銀行が、車屋なんかに金貸さねえつったんですよ。
TOYOTAは潰れそうになったんですよ。
それでもやこれからは車だってリーダーが言い続けて、そのうち従業員が社長がそこまで言うなら
日本の未来の夢を実現するためならって少しずつ集まって、いよいよ、銀行が融資をするようになって今のTOYOTAができたんですよ。
今TOYOTAが紡織機械の会社だったら潰れてますよ。
そうですよね。
変化している会社が伸びてるんです。
変化に強い会社が持っている「変化力」
第2位の会社どこですか、ソフトバンクでしょう。
ソフトバンクって何の会社か言える人います?
ソフトバンク、何屋さん?
「携帯」
携帯屋さんだと思うね、間違いじゃないんだけど。
携帯屋じゃないですよ。
ソフトバンクっていうのは元々は、無線ルーターをただ路上で配るところから始まり、KDDIと契約していよいよ通信業界に入ってき、そこから初めて日本でiPhoneを取り扱う会社になって、一気に有名になり、そのあとロボットの開発をしたり、ロケットの開発をしたり、たぶん今陰で他のこともやってます。
○○とかなんとかね、ちょっとだけ言っちゃいけないのもあるんですけど。
正直言いますよ。
ソフトバンクは何屋かということを日本語にすると一個しかないです。
孫正義屋です、いいですか。
孫正義がこれだって言ったら、それに向かって全員が動くんです。
「はい」つって。
「なんすかうちって無線ルーターの会社じゃないんですかー」っていう社員はいません。
孫正義が「は?こっちだ」っていったら「はい」ってやるんですよ、だから強いんです。
余談ですけどソフトバンクのオフィスの仕事をしてる人たちというのは、いつもパソコンの画面を2個あけているそうですよ。
1個は自分の仕事用ですよ。
もう1個はTwitterのタイムラインが出ているそうですよ。
わかります?
例えば、昔だったらiPhoneを売り始めたときね。
なかなか電波が通じないとこがあって、いっぱいTwitterでつぶやいてる子がいるわけですよ。
福島県会津町で「ソフトバンクだけ繋がんねんだけど」とかって、つぶやく人がいるわけじゃないですか。
そしたらその孫正義はそのエンドユーザーに対して「分かったつなげる」って打ってるんですよ。
それ社員が見るでしょ。
「あ『分かったつなげる』って孫さんが言ってる」っていった瞬間に「あなた今から会津若松に飛んで」っていって出張旅費を切ります。
会議なんかしないんですよ。
つまりエンドユーザーに社長が約束したことは全社の決定事項です。
このスピード感で変わってるから今や世界第2位の会社なんですよ、ソフトバンクは。
変わり続けているからです。
こういう事を知ってないと、自分達の変化力みたいのがわかんなくなっちゃうんですよ。