僕は先に乗って
降りようとしたんですよ!!
そしたらちょうど車から
乗ろうとしてる人が見えたから
「開」ボタンを
押して待ってたわけ
そのサラリーマンの人
営業マンね!
営業マンの人が
「あっ すみません」って
言って入ってきたわけ
「あー いいですよ」って
「何階ですか?」とか言って
「あっ
すみません
1階です」
「あー」
とか言って
「今日 暑いっすね」
って言ったら
「すみません」
「暑いですね」
「すみません」
って会話になってねえなと思って
「あれ?営業マンの
方ですか?」
って
僕 パッと見て大体
職業当てられるので
「営業マンの人ですか?」って
「すみません
営業やらせて
もらってます」
別に俺に何も売り込んでないんだよ
「すみません
営業やらせて
もらってます」
って言って
1階にすぐ着いちゃうじゃん
ぱーっと着くじゃん
そしたら
「今日絶対いい
セールスできますよ」
って僕が言ったわけ
「開」ボタン押したわけ
そしたら
「すみません」
でも日本人ってこんな感じの人
多いんですよ!!
言っていい?
買う?
この営業マンから
買わないよね!
もうね その人が価値を
下げてるんですよ!!
自分の価値を
下げているから
だから
そうならないようにしようね!
誰も幸せにできないの
わかります?
自分のセルフイメージを下げると
営業マンだったらお客様に
価値を届けられないから
お客様は面会した命の時間が
無駄になるわけね!!
この子を採用した会社は
この子に給料を振り込むんだけど
売上立たないから損害を被るよね!
そしたらその家族だって
良い教育を受けられないかも
しれないよね!!
大げさじゃなくて
全部繋がってるんで
セルフイメージと
経済とかは
人間関係とか
全然切り離されてない
全部繋がっています!!
だからセルフイメージを
下げるということは
自分の価値を下げるだけじゃ
済まないの
他の人のこと
人生にもマイナスの
影響あります!!
だから 上げましょう!
特にビジネス実践塾に
来ているタイミングというのは
今のレベルから上がろうとしている
タイミングだから
だから上げとけ
周りに
「調子乗ってんな おい」
って言われたら
「調子乗ってんの
バレました?」
とか言えばいいんだよ
僕そうやってずっと
9年間やってます!!
絶好調です!!
ずっと
じゃないと上がれないよ!!
だって今いる場所から
上がるってことはさ
飛行機で言うと離陸だからね!!
離陸する時 知ってます?
あのジャンボジェット機
あの鉄のでっかい塊
ものすごい馬力のジェット噴射を
いっぱい抱えてるやつがよ
飛ぶ時どうやってるか知ってる?
小さい小羽根を
こうやってるわけ あいつら
何でかっていうと
風の力を借りるためよ
わかります?
今よりも次のレベルに上がる時には
どんな力でも使わなきゃいけないわけ
それは他人の力もそう
あらゆるチャンスとか
全部使って
やっと上がっていけるわけ
私たちって
そんな時に
セルフイメージを
下げるというのは
離陸時にジェットエンジンを
オフにしているのと同じですよ!!
上がれるわけがないんですよ!
どんなに素晴らしい情報とか
アイディアを周りからもらっても
あなたがオフにしてたら
どこに行くんだってことですよ!!
滑走路ぐるぐるしてるだけになりますよ!!
上がるって決めたんだから
もうオンですよ!!
ジェット噴射は
何なら2基しか付いてないのに
「16基だー!」
ぐらい
他の人の力借りながら
上がって行くんですよ
マジで
じゃないと上がれないからね!!
今 上がるためにこの塾に
来てるわけですから
妄想家でいいです!!
口で言うかどうかは
別に決めていいんですよ!!
「言わなきゃだめ」
なんて言ってないよ!!
でも想わなきゃだめ
だから謙虚なふりは許すが
謙虚は許さんぞ
絶対 謙虚になるな!!
謙虚なふりはしていい
そもそも謙虚とは
ふりだからね!
本当に想っちゃだめだからね
みんな謙虚を
取り違えているから
謙虚な心はだめです!
謙虚なふりがいいんです!!
僕 裏千家のお茶やってるんですよ
初めて茶会を開くことに
なったんですよ
自分たちでね
でも 茶会に行ったことが
なかったわけ
それまずいなってことで
うちの先生が
千葉県の結構ちゃんとしたね
ドラマのロケ地になったような所で
主催してる方の所に
お客さんとして行ったわけ
うちらがね
お茶会に
うちら結構珍しいわけよ
東京武士道会という
男性だけでやってるから
まあまあ目立つわけですよ!!
そのメンバーが うちらちょっと
和服とか着たぐらいにして
他のお客さんが
女性がちょっと多い感じでね
主催者の人も
女性なんですよ
でも俺ら 和服
着てるもんだからさ
まだお茶初めて
1年ぐらいの
ピヨピヨなんだけど
見た目だけ
ぐわー決まってるからさ
俺なんか
和服ビシーッと着て
ブーツ履いて
坂本龍馬みたいな感じでこうやって
「こんにちは」
とか言って
入っていくもんだから
すごい客人だと思われちゃって
最初に打ち合わせというか
最初のあいさつの時に
「正客さんお願いします」
って言われたわけ
正客っていうのは
すごいお茶会だと
偉いんですよ❗!!
正客さんっていうのは
半東さんといって
お茶を招きしている
ナンバー 2
官房長官に質問する役なの
他の人はしゃべっちゃいけないの
これルールだから
正客さんっていう
お客さん中で一番偉い人が
「あっ 今日の掛け軸は
どのようなご主旨で」
とか
その掛け軸の意味を説明してもらうために
わかってても訊かなきゃいけないわけ
「この茶わんはどちらの」
とかね
「この茶杓はどちらの
何のお作でしょうか
何のお塗りでしょうか」
って訊く役なわけ
はっきり言うと 正客さんは
一番レベルが高くて
わかってる人が訊くわけ
わからない人が質問する
Q&Aじゃないのよ❗!!
一番わかってる人が
みんなのために訊いて差し上げるという役
それが正客さん
それを初めて茶会に行った僕に
向こうの主催者の先生
おばあちゃんの先生なんですけどね
「あの鴨頭さんどうですか?
正客さん」
って言ったから
「おー 喜んで」
って言ったの
そうしたら先生にめっちゃ
怒られたわけ 後でね
「鴨頭さん
だめなんです」
と
「えっ 何が
だめなんですか?」
と
「3回断るという
ルールがあります」
と
「マジっすか」
と
僕 マクドナルドでも
「積極性」
と言われたし
倫理法人会でも
「はいの実践」
だと
「『何でもはいって
言いなさい』
って言われたもんだから
つい
『やります』って
言っちゃいました」
って
「それはいいんです
でもお茶ではね
3回断るっていう
ルールがあるんです」
って言われて
「わかりました」
とは言ったんだけど
「一応先生
別に従いますけど
一応訊いて
いいですか?」
と
「なぜですか?」
って訊いたわけ
「お茶の世界では
謙虚を表すことも
礼のひとつなんです」
と
礼ってのは礼節の礼ね
「つまり奥ゆかしい心を
表現するという
そういう場所なんです」
と
「だから
それがお花を飾ることも
庭を掃き掃除することも
お断りをすることも
全て
お茶なんです」
って言われたわけ
それは表現だって理解したの
「じゃあ先生
僕の解釈が
間違ってないか
どうかと
思って訊くんですけど
正客さんというのは
元々すごく
知識がある方で
能力が高い方で
影響力もある方が
本来選ばれるわけですよ
まあ今日
今回は僕のことは
間違いだったとして」
「そうですよ」って
「じゃあその方は
きっと
『私がやったほうが
いいだろう』
と思ってるんですよね」
と
「そうかもしれませんね」
「でも そう思ってるけど
3回お断りをするっていう
理解で合ってますか?」
「合ってますよ」
僕は ここから僕の解釈ね
これが謙虚だと思います
わかります?
正客さんは本当は一番知識があって
能力が影響力があって
たぶん
「自分が正客さん
やったほうが
他のゲストが
得する」
ってわかっている
だけど断ってるんです
わかります?
つまり 態度は
謙虚だけど
心は謙虚ではないんです
「私がやったほうが
いいだろうなあ」
と思ってるわけ
ああ でもそれを
「それは結構でございます」
「いや そこを何とか」
「いや 結構でございます」
「いやそこを何とか」
「いや
とんでもないこと
でございます」
「いや そこを何とか」
「そういうことで
あれば致し方ない
お受けいたしましょう」
ってやるっていう
芸術ですわ
これだからシナリオ
決まってるってことですよ
だから本当に
「いや私なんかじゃ
無理です」
って
思っちゃいけないという
理解をしたわけ
これが僕の
僕のですよ
謙虚の解釈です
OK?
だから態度が
謙虚なのはいいです
それ戦略だし芸術だから
そのほうが相手にとっても
落ち着くんだったら
その方のために
謙虚な態度を
見せるのはいいでしょう!!
でも本当に謙虚な心になっちゃだめ
特に離陸する時には
心は
「おい 絶対できるし」
って
「おー カモン カモン」
と
「3回は断るけど
4回目受けるからね」
と思いながら
「それは結構でございます」
何でかというと
そういうシーンってあるんですよ!!
今のお茶の世界のは
ちょっと異常だけどね
あると思うのよ
謙虚な態度を示したほうが
結局目的が達成できるっていう場所
でも本当にそう思っちゃだめ
日本人はね
心がねそう想っちゃってるのよ
「私なんかじゃ無理です」
って
それは誰も幸せにできないですよ!!
「私はできる!」
と思いながら
「いやいや今日は
勘弁してください」
とか
「いや 私はそういう
タイプでございませんので」
「来るだろ 来るだろ」
みたいな感じね