【悩める上司必見!】主体的に動く部下を育てるためのマネジメント法|鴨頭嘉人公式①

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マクドナルド社員の仕事は「人を作る」。そんな仕事に憧れて、マクドナルドに入社を決めた鴨頭

せーのいいね。ありがとうございます。

僕本当にマクドナルドで、僕もともとマクドナルドが大好きで大好きでたまらなくて入社したんです。

もともと、埼玉県所沢市のマクドナルド所沢店っていうところでアルバイト始めて、4年間アルバイトをしていて。

僕ね、その時に出会った社員さんがあの素晴らしい方で、その社員さんて僕に何て言ったかというと「鴨頭いいか」と。

「マクドナルドの社員の仕事はどんな仕事か。マクドナルドの社員の仕事っていうのはハンバーガーを作る仕事じゃない。ハンバーガーの売り方を教える仕事でもない。マクドナルドの社員の仕事は人を作る仕事だ」って。

「考えてみろ鴨頭」と。

「マクドナルドは毎年だいたい4万人から6万人新しいアルバイトスタッフを採用している会社だ」と。

「そのほとんどが初めて外の社会に触れて、お金を稼ぐ経験をする15歳の子たちなんだ」と。

「その子たちが最初に働いた場所で、間違ったことを覚えてしまったら将来不幸な目に遭うのは本人だろう。だからこそお金を稼ぐ時に伴う責任とはどんなものなのか、そして組織で働くときに大切にしなければならないことはどんなことなのか、またチームで目標達成する喜びがどんなものなのか。

そんな学校では学べない職場でしか学べない大切なことを教えて、その子たちが将来学校を卒業して社会に旅立っていく。つまりマクドナルドの社員の仕事というのは、人材育成を通じて社会に貢献する仕事なんだ。」

ってその社員さんが言ったんですよ。

かっこよくないですか。

僕はもう痺れたんですよ。

この人みたいになりたいと思って僕はマクドナルド入社するって決めました。

アルバイトを始めて3ヶ月目です。

立場に関係なく、全力で仕事を教えてくれた、元・上司

僕言ったんですよ。僕が「入社します」と、マクドナルドに。

だから普通のトレーニングじゃなくて、社員になる用の特別厳しいやつをお願いしますって言ったんですよ。

そしたら本当に厳しかったです。

そう、その社員さんホンダさんっていうんですけど、あのすごいですよ。

朝、お店を開けるオープニングの仕事を覚えるために、僕、車の免許持ってなかったんで。

でも、1人でオープニングの仕事を覚えるのって、うまくできるになれば1時間で開けられるんですけど、最初やり方わかんないじゃないですか。

しかも、大体、3人くらいで開けるんですけど、全部一人で早く覚えようと思ったから、普通にやると3時間がかかるんですよ。

でも、間に合わないんですよ電車だと。始発でもね。

だからそのホンダさんて人が、朝3時半に迎えに来てくれるんですよ、うちに。

ほんで、車乗っけてもらって、4時くらいからもう一人で3ポジション分、ばーオープニングのセッティングして、ギリギリお店開けるみたいな。

で、8時間のシフトが終わったら、そこから知識の勉強やるんですよ。

マネージャー・デベロップメント・プログラム。

懐かしいだろ、元社員の人が今日来てるからね。

そういうプログラムがあって、それ一生懸命勉強すれば、もう8時間働いてクタクタになってるところ、んーとか言いながら、受験勉強でもこんなにやらんぞぐらい分厚いやつやるわけですよね。

でそれが終わってだいたい夜の8時とか9時になると、今度は閉店作業を覚えるわけですよ。

お金のキャッシュカウントとかね。

で、だいたい夜の1時か2時になったら帰って、また次の日
に3時半にいくっていう。だからもうね、ブラック企業とかじゃないですよ。

なんか、いい会社ですよ。

次回:2)「今の実力」を認めてくれるマクドナルドの風土が、日本一最強な組織を作る環境を与えてくれた!

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。