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エステティシャン1人1人の技量が売上に直結するエステ業界
石川県のエステサロンの経営者、イマージュ(現・株式会社テルズ&クイーン) という会社の鈴木社長という社長がいるんですよ。
まあこの人はちょっとやばい社長なんですけど。
あの、エステサロンなんで、エステティシャン、みんな女性ね。
で、エステの業界って、一人あたりのエステティシャンの売上の差がすごいですよ。
めっちゃ売る子は一ヶ月に本当に一千万近く売る子もいるんですよ。
で、売れない子って全然売れないんですよ。
だから一人一人のエステティシャンの人材育成が、会社の業績にめっちゃつながるんですね。
で、このイマージュの鈴木さんという社長が実は、元々エステティシャンでもなんでもなくてヤクザみたいなおっさんなんですけど、まあ先代の社長に拾われた不良ですわ。
要はどこにも拾ってもらえないような、ド不良なんですよ。
で、先代の社長に拾ってもらった恩義があって、「お前、この会社や。」って言われた時に「ハイ!」みたいな感じで社長になって。
でもその時会社って、ちょっと金額忘れたんですけど、確か20~30億円の赤字だったんですよ。
その引き継いだっていうか、会長に頼まれた会社がね。
で、何とか黒字化せんといかんという中で、やっぱりエステティシャンの人材育成がやっぱり全てなんですよ、エステの業界っていうのは。
クレームが出た社員に必ず指導するたったひとつのこと
で、いろんなトレーニングももちろんやるんだけど、一番出るのはお客様からの評価なんですよ、やっぱり。
当たり前だけど。
リピートするか、しないか。
もっと言うと、結局クレームが出て、切られて終わるんですよ。
売上が落ちるっていうのは。
だからクレームのチェックってすごい大事なんですよね、エステの業界って。
で、クレームを出した子には必ずやるルールがあるんですけど、それは何かっていうと、例えばクレームを出した子がいるとするじゃないですか。
「OK、OK。お前クレーム出たのか。じゃあ今から神社行って来い。」って。
で、今までに担当したお客様のリストを紙でアウトプットしたのを持たして、百回名前読んで「ありがとうございます。」っていうのをやってこいって言うんですよ。