公式|鴨頭嘉人流「日常承認」とは?部下に伝わる褒め方・叱り方[3]

部下をダメにする褒め方

本記事は動画の【06:07】辺りから▶【見直し必須】部下をダメにする「褒め方」上司がすべき1番大切なこと

「褒める」「叱る」と「承認」は似て非なるもの!

 

つまりこの違いは何かそれは、上(褒める、叱る)はスペシャルシチュエーションなんです。

 

シチュエーション、つまり特別な場面なんです、上は。

 

だって部下が成果を出せた時、これ特別な場面。部下が失敗した時、特別な場面。

 

じゃあ承認とは何か?

 

もう話し方の学校で学んだ皆さんならわかってきましたね、答えが。

 

日常です。この上(褒める、叱る)と下(承認)で全く違うということです。

 

つまり話を整理します。

 

日常しっかりと承認の土台を築く、つまりちゃんと見てるぞっていうことを、部下に感じさせることができている上司は、いざという時は褒めろうが叱ろうがバッチリOKです。

 

「てめえ何やってんだ、ちゃんとやれ!」

 

つったって、

 

「はい!」

 

ってなります。

 

ところが普段承認してないと、

 

「あのさあ、今回は仕方がないけどさ、次回からはさ、こんなことが起きないようにこういう改善して欲しいんだよね。」

 

とか言っても、

 

「はい」

 

言い方の問題じゃありません日常の土台の量の問題です。

 

これが僕の考え方です。

 

いざという時相手の心に言葉を届けるために、日々「日常承認」を続けよう!

 

だから一般的なセミナー講師が教えていることとはだいぶ違うと思います。

 

一般的なセミナー講師はここの言い方(叱る)とか教えてるんで。ここの言い方(褒める)とか教えてるんで。

 

僕違います。土台を作れって教えてます

 

正直言っていいですか?

 

ほとんどの職場がいざっていう時は、理不尽なことを部下に要求しないと上司なんかできないはずです。

 

違います?綺麗ごとだけで済むんだったら、上司って要るんでしたっけ?

 

別に部下だけで、いけんじゃね?綺麗ごとだけでいけるなら。

 

例えば残業もなし、ストレスもかからない、ちゃんと一人一人ができる仕事だけを適材適所でやれる環境がある。

 

上司要る?大丈夫、いなくても。

 

上司がいる必要性は、実はいざっていう時は理不尽なことでもやんなきゃいけないっていう時があるからじゃない?

 

その時のために日常承認なんです

 

そうするといざって言う時、

 

「おい、踏ん張れ!ここは踏ん張れ!仕事して死んだ奴はいねえ!」

 

とか言えないとダメなんです。この発言だいぶ危ないんですけど。

 

だって叩くのが商売になってる人がいっぱいいるから。

 

でも本当はそうです。

 

それが僕の考える褒めるとか叱る、今の質問は叱る時の注意ポイント、答えを言います。

 

日常、ちゃんと見てあげることです。

 

相手の関心に関心を持つ、これを日常やっていればどんな叱り方しても、どんな褒め方しても、バッチリ繋がっているということ。

 

これが僕の答えです。

 

OKかな?はい、素晴らしい質問でした、拍手。

 

せーの、いいね。

 

『公式|鴨頭嘉人流「日常承認」とは?部下に伝わる褒め方・叱り方』のTOPへ戻る

ABOUTこの記事をかいた人

講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「炎の講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。