みんながこうしているから。
全員が守っているから。
会社の決まりごとだから。
一律で決まったことを教えるのは
実は『ラクな教育』です……
本当の目的を見失わず
一人一人を教育する
リーダーとしての
覚悟はありますか!?
<目次>
1.プロからプロへのフィードバック
2.『全員同じ』にBOSSがブチギレた!!
3.覚悟を持ったリーダーの教育!!
本題に入る前に、お知らせです(≧∇≦)♪
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▼プロからプロへのフィードバック
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先日、大阪の
『話し方の学校』の
スピーチアワードでした!
このスピーチアワードというのは
『話し方の学校』の中級クラス
アドバンスコースの卒業生が
最後にするスピーチ大会のことです!!
今は『話し方の学校』が
ネーミングが変わって
『コミュニケーションの学校』
になりました!!
つまりアドバンスコースは
今『コミュニケーションの学校』を
受けている生徒さんや、これから
『コミュニケーションの学校』に
入学される生徒さんにしてみると
半年学んだ後
次に進学できる
『スピーチコース』
にあたります。
『コミュニケーションの学校』では
1対1のコミュニケーションついて学んで
次に1対多数の、人前で喋る技術を
学ぶコースに進めるのです!!
その卒業スピーチ大会があり
その進学のクラスは少人数のコースで
教えるのも僕ではなくて
僕の育てたお弟子さん=
認定講師さんが
大体10名くらいの
生徒さんのクラスを
担当します。
毎回この卒業スピーチ大会の後に
講師陣と僕がミーティングを
みっちりするんですね!!
ここはかなり講師陣にしてみると
ある意味では緊張感のある
僕からのフィードバックがあるわけです!!
つまり僕は、中級クラスの授業で
先生はしていなくて、どちらかというと
『先生を教育する役割』
を僕がしているのです。
講師陣からしてみると
自分が育てた生徒さんの
スピーチから鴨頭嘉人の
フィードバックを受けるという
時間になるので緊張感がありますよね!!
僕も講師陣も
お互いにプロです。
つまり
プロがプロから
フィードバックを受ける
というシーンなので
レベルが高い議論がそこでは行われます!
例えば、我々は
【スピーチを科学する】
ここにすごくこだわりをもっていて
その科学を証明する上で
分かりやすい面だけで
少しお伝えします!!
▼ ▼ ▼
【スピーチには型がある】
具体的には3つの型があります。
その3つの型を複合して使うことにより
トータルでは27個くらいの
型ができるのですが
基本型は3つです!!
その3つの型を
どう組み合わせるかという
型の使い方があり、この型を
使っていないスピーチは
うちの講座の
スピーチコースとしては
認めていないです!!
どんなにそのスピーチが
雰囲気が良かったとしても
『再現性がない』
からです!!
もう1つこだわりは!!
▼ ▼ ▼
【時間を守る】
1人3分間のスピーチを作るのですが
もちろん3分間スピーチで
3分20秒とかはOKの世界です。
でも、4分を超えるのは
少し違うよねくらいの感じです。
『時間をちゃんと
守ろうね』が
こだわりの中にあります!
もちろん、卒業生さんは標準を
きちんとクリアしてきているわけです!!
言ってみれば
『スピーチの型』を
全く使わない生徒さんは
もう1人もいないですし
『時間を守らない』
生徒さんも1人もいない
というところまで成長されています。
うちの講師陣は優秀なので
余裕でクリアできるところまでに
なっています(^o^)/
なので
『次のレベルに
ついての議論』を
我々がしています!!
例えば、先日していた議論で言うと
『時間を守る』ということに関しては
時間はもう守れています。
だけど、例えば1クラス10人いる中でも
この生徒さんのスピーチだけは
時間を守ることよりも
時間が長くなってでも
最後まで伝え切るほうが
聴き手にとって
満足度や感動度が高い!!
その場合は、時間を守ることよりも
聴き手の満足度を優先したほうが
良い場合が、レアケースとしてあるよね?
という議論をしています!!
我々はいつもそうですが
このような議論をした時には
みんなそう思うのです!!
一般的なスピーチは
3分から3分30秒に収まっていたほうが
絶対に聴き手がつらくならないですね。
だけど
『この生徒さんの
スピーチだけは
5分でも
伝え切ったほうがいい』
というスピーチがたまにあるのです!!
ただ、その5分のスピーチを許可した時に
他の生徒さんも
「じゃあ僕も」「じゃあ私も」
と時間を守らなくなることを
どのように抑えるかが議論になるのです……
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▼『全員同じ』にBOSSがブチギレた!!
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この議論をしている時に僕は思いました。
「そうだなぁ……
全員一律教育が
当たり前の日本人だから
こんなことを考えなきゃ
いけないんだな」
と少し切ない思いになったのです……
これが全員一律自立教育ではない世界だったら
きっとこんなことは議論の余地がなくて
「10人中9人は
時間を守れ!!
でもお前は
守らなくていい!!」
とできるはずなのになぁと思いました!!
私たちは
『全員一律教育が当たり前』
になったので
「なぜあの人だけは時間を守らなくて
他の私たちは守らないと
いけないんですか?」
という不満が出ることを
どうコントロールするかを議論するのです。
この話をしている時に
僕はマクドナルド時代の
BOSSこと
藤本孝博(ふじもと たかひろ)さんを
思い出したのですよ(^o^)/
当時のBOSSは
東京エリアの営業のトップとして
東京に来ていました!!
アルバイトスタッフの髪の毛の色について
当時のマクドナルドでは
『ヘアカラー番号』という番号で
髪の毛の色の基準を
コントロールしていたのです。
『ヘアカラー番号』を知っていますか?
基本的に1番〜20番まで番号があり
番号が増えれば増えるほど
明るい色になっていくというもので
日本人は髪の毛が黒いから
多分4番くらいの人が多い。
つまり1〜4番の髪の色は暗いのです。
一般論でいうと、学生さん、CAさん
サービス業=マクドナルドでは
髪の明るさは7番までという
目安があります!
もちろん芸能人の場合は
12番のような明るい色になっていきます!!
ただ、接客業や、すごく清潔感を
アピールしてる企業は7番までで
マクドナルドも7番まで
というルールがあったのです。
その『ヘアカラー番号』を使って
コントロールをしている店長のお店に
BOSSが入った時に
ブチギレたんですよ!!
「何やこれっ!!
何でこんな
ヘアカラー番号なんて
使ってるねん!!」
一応言っておきますよ……
マクドナルド全店標準導入のツールの
『ヘアカラー番号』です。
それに対して、それを
しっかり使っている店長に
BOSSがブチギレたのです!!
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▼覚悟を持ったリーダーの教育!!
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でも、その後のBOSSの言い分を聞いた時に
僕は「本当にそうだなぁ……」と思ったのです。
少し極端にお伝えしますが
BOSSはこのように店長に言ったのです。
「あのなぁ
一律で番号でコントロールしたら
それがサービスとしてOKなんて
『顧客目線が抜けすぎ』やろっ!!
人によって、どんな色が
似合うかは違うんとちゃうんか!?
お客さんから見て
『かわいいなぁ』とか
『感じがいいなぁ』と思う基準を
店長が示さなかったら
店長は必要ないやろうが!!
お前は黒いほうが似合うから
髪の毛を黒にせぇ!!
お前は明るい髪の毛が似合うから
7番よりもっと明るくせぇ!!って
言うのがリーダーの仕事ちゃうんか!?」
そのようにBOSSは店長に伝えたのですが
「まさにそうだ……」と僕は思いました。
もちろん、マクドナルドの店長にしてみると
キツいんですよ……
一律のほうが
なにせ楽です!!
『ヘアカラー番号』という
システムのせいにできるし
「マクドナルドの会社の基準だ!!」
と言えば、スタッフの不満を
自分が引き取らなくていいからです。
一律教育はとても
管理職にとって楽なのです!!
極端にいうと
企業が管理職の人の
仕事を楽にするために
使える効果的なツール
ともいえます。
でも、ゴールはどこでしたか?
マクドナルドのスタッフの身だしなみは
誰にとって大事でしたか?
【お客様】
ですよね!!
我々スピーチを教える立場からすると
誰がゴールかといえば
『生徒さん』ではないんですよ!!
【聞き手】
なんですよね!!
だから聞き手によっては
このスピーチは
短くしてくれたほうが聞きやすい
このスピーチは長くても聞かせてくれ
というスピーチがある。
そのことをどこまで伝えられるかが
リーダーや先生の役割ではないかなと
改めて思いました。
しんどいです!!
楽じゃないです!!
誰のせいにもできない!!
でも、それを
引き取る覚悟があるのか。
それが問われているなと僕は思いました!!
この内容を読んでくださっている人の中には
リーダー役の人が
いっぱいいると思います。
自分に問うてみてください。
一律教育で楽をするのか。
それとも
もしかしたら
スタッフの間で不満が
出るかもしれないけど……
お客様から見たら
個人差があって
然るべきなのだ
ということを
伝える覚悟があるのか。
僕も覚悟を持って
スタッフ一人一人違う教育が
できるようなリーダーになろう
と思います!!
それでは今日という最高の1日に……
せーのっ!
いいねー♪(^o^)/